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2011年12月31日 (土)

これまでの常識を疑う その3

こどもには、楽しさが一番

このブログの影響からか、各地でいろいろな保護者の方とお話をする機会がふえた。そこで、何度かきいたのが、「うちの子は、多面指しが苦手」あるいは「多面指しだと集中できないんです」という悩みだ。プロ棋士やアマ強豪と指すのが大好きという子がいる一方で、多面指しが好きではない子もいる。とくに、幼児や低学年の初心者のばあいが多いように思う。

多面指しをいやがる、あるいは多面指しで集中できないのはなぜか? ひとつには、待ち時間が退屈なことだ。ある程度以上の年齢と棋力があり、長考したい・強い人と指したいという子は問題ない。しかし、まだまだ初心者の小さい子のばあいは、なにかと工夫が必要だ。

ある多面指しのイベントでは、「プロ棋士に勝てば色紙をプレゼント」という工夫があり、低学年の子が6枚落ちで勝ち、ゲットした色紙を教室にもってきて自慢をしていた。ふつうの指導対局よりも、はるかに心にのこったはずだ。小さいこどもにとっては、「正しいこと」「あとで役に立つこと」はほとんど意味がない。いま楽しいかどうかが一番であり、それがすべてだと思う。

将棋の魅力に100%はまって、どっぷりとつかるような子(奨励会からプロをめざすような子)は100人に1人しかいない。残りの99人は、先生・教え方しだいで興味がつづいたり、なくなったりする。よく、「学校の先生が好きになり、その結果として、その教科まで好きになる」のとおなじだ(もちろん、その逆もある)。どんな子にもよいところはあるし、ベテラン・強豪の先生方でも、まだまだ教え方に工夫の余地はあるはずだ。なので、今後とも吾輩といっしょに、普及や指導について考えていただければ幸いだ。

本年は長い間、吾輩の駄文におつきあいくださいまして、まことにありがとうございました!

昨日の練習メモ:実戦2局、3手詰60問、棋譜並べ0局。cat

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2011年12月30日 (金)

これまでの常識を疑う その2

駒落ち、それとも平手?

ふつうの先生がこどもと指導将棋を指すばあい、ほとんどが駒落ちでの対局となる。とくに、こどもが初心者~中級者のばあいは、たとえ平手で指しても勝負どころがなく、お互いに意味のない対局になってしまいがちだ。

しかし、駒落ち指導だけでは、絶対にあらわれない手筋も多いのだ。たとえば、香や桂を使っての両どり、飛車や角を打つなどの超基本手筋も、駒落ち対局では、まずこどもが指すチャンスはない!(上手の先生が指すばめんはある。)飛車先(角頭)の受け方、美濃(片美濃)囲いの崩し方など、平手での超頻出手筋も、やはり駒落ちではあらわれない。

駒落ち指導が中心の教室では、数年間将棋をならっていても、こうした基本手筋をなにもしらない(極端な場合は棒銀の攻めすらもしらない)子がでてくるのだ。この悲劇をふせぐために、こどものレベルにあわせて平手で指してあげる研究も必要だ。じっさい、新井田先生や棋友館の小田切先生は駒落ち指導と並行して、初級者とも平手指導をされていた(されている)。

やり方としては、原始棒銀・原始中飛車・相矢倉・四間飛車対棒銀・角換わり棒銀など、よくありがちな局面からこどもに仕掛けさせて、優勢~勝勢にさせる。そこからは、寄せの手筋を教えて勝たせるなり、本気をだして逆転するなり、いろいろな指導のしかたがあるだろう。

仕掛けまでの棋譜をいっしょにならべてみたり、覚えさせたりするのも、よい練習になるはずだ。
参考サイト:「5級への序盤の定跡」
参考本:『勝つ将棋 攻め方入門』『失敗しない仕掛け』

昨日の練習メモ:実戦2局、3手詰60問、棋譜並べ1局。cat

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2011年12月29日 (木)

これまでの常識を疑う その1

「できる・できない」両方がわかる指導者に

すでに気がつかれた方がおられるかもしれないが、このブログのかくれたテーマには、「こども将棋界の常識を疑うがある。これまでのこども教室やこども将棋大会のすすめ方には、盲点があったのではないか?と、一石を投じてみたつもりだ。

これまでは将棋の指導に関しても、強い人(最低でも三段以上の先生)の視点だけで語られていたように思う。これに関連して、落合前中日監督の本『采配』につぎのようなことが書いてあった。

「毎シーズンAクラスに入れるチームを作ることができた要因は何ですか?」
「選手時代に下積みを経験し、なおかつトップに立ったこともあるから」

じっさい、野球エリート・スター選手が下積みの苦労を知らずに監督になったばあい、「できない人」の気持ちがわからず、うまくいかないことが多いのだ。いっぽう、落合前監督は入団時には期待されておらず、はじめの2年間は一軍と二軍をいったりきたりだったという。

いろいろな先生方にお話をきいてみると、中学生~高校生くらいで本格的に将棋をはじめた方が多いようだ。おなじ初心者といっても、中学生・高校生と小学1年生の頭脳をくらべると、ほとんど大人とこどものちがいがある。先生方が「自分はこうだった、ああやって強くなった」という自らの経験だけに、あまりにもこだわりすぎると、幼児や低学年にはあてはまらないことも多いのだ。

「こんなこともできないの?」……そう、ふつうの子には、できないんです。
「こんなこともわからないの?」……そう、ふつうの子には、わからないんです。
「先生がはじめて解いた詰将棋だよ(香歩の11手詰)」……ふつうの幼児にはムリ!

こどもたちの気持を代弁しているということで、「将棋の素人が将棋を語る」という失礼をお許しいただきたい。

昨日の練習メモ:実戦2局、3手詰60問、棋譜並べ1局。cat

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2011年12月28日 (水)

原因を取りのぞくための練習法3

「(悪い手を指す)原因とその治療法」の具体例をもうひとつ。

初心者・初級者のこどもの将棋においては、盤面全体をよくみていないばあいがじつに多い。それをみた観戦者から、「盤面を広くみなさい」というアドバイスがよく聞かれる。ところが、このアドバイスも、抽象的すぎてほとんど効果がないのだ。

この弱点を治療する方法として、ぜんぶの駒をつかったかんたんな「詰将棋」(あるいはかんたんな「次の一手」)にとりくむのがよい。具体的な本としては『1手詰入門ドリル 』『3手詰入門ドリル 』がある。この2冊の後半は、全部の駒を使った詰め将棋となっていて、これで詰んだとおもったら、逆王手がかかっていた!など、ちょっとイジワルな問題もある。あるいは、相手の持ち駒が歩だけなので、合い駒ができずに詰むという問題もある。

つまり、ふつうの詰め将棋とはちがって、盤面全体や相手の持ち駒をよくみないと解けないようになっているのだ。この2冊に取り組めば、しぜんと盤面全体をよくみるクセがついてくる。次の一手なら、『こども将棋 強くなる指し方入門』がよいだろう。

これが吾輩のいう原因の治療(=練習法の提供)なのだ!

昨日の練習メモ:実戦2局、3手詰60問、棋譜並べ2局。cat

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2011年12月27日 (火)

原因を取りのぞくための練習法2

「(悪い手を指す)原因とその治療法」の具体例をご紹介したい。

とあるこども将棋大会で、上級者のAくんが最終盤に腹銀の必至をかけた(2通りの“詰めろ”をかけた)。対戦相手は一方の“詰めろ”を受けたが、もう一方の一手詰めがのこったので、Aくんの勝ち。…のはずが、Aくんは一手詰めに気がつかず、大逆転負けとなった。

それをみていた観戦者が「一手詰めだったのに…」となんどもAくんに指摘していたが、じつはこの指摘じたいに治療効果はない。Aくんは上級者なので、一手詰めがわからないわけではないのだ。そこで、なぜそんなミスがおきたのか? その根本原因をさぐる必要がある。本人にたしかめてみると、そもそも「腹銀の必至の手筋」など聞いたことがないという。本人は1通りの“詰めろ”をかけたつもりで、それを受けられたと思っていたのだ。つまり、ここで一手詰めをのがした原因はたんなる不注意でも、一手詰めの練習不足でもなく、必至の基本手筋を知らなかったことにあったのだ。

さっそく、Aくんに『寄せの手筋200』を貸して、腹銀をはじめとする必至の基本手筋を徹底的に練習させた。これで二度とおなじパターンで一手詰めをのがすことはないだろう。これが吾輩のいう原因の治療(=練習法の提供)なのだ!

昨日の練習メモ:実戦2局、3手詰40問、棋譜並べ2局。cat

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2011年12月26日 (月)

原因を取りのぞくための練習法1

こどもの弱点をなおすのは、病気の治療に似ているところがある。熱がでたから熱さまし、セキがでたからセキどめ、痛みがあるから痛みどめというのは、症状を一時的に抑えているだけであって、根本的な原因をなおしているわけではない。

おなじように、たんに悪い手を指摘したからといって、つぎにおなじパターンの悪い手を指さなくなるわけではない。あるいは、教室でまったく勝てない子に、ヒントをだしながら勝たせてあげるのはかんたんだが、それも根本的な治療ではない。勝てない原因をさぐって、それを改善するための練習法を具体的にアドバイスすることこそが、本当の治療なのだ。つまり、指導対局(あるいはこどもどうしの対局を観戦)においては、悪い手を指摘してあげるだけではなく、なぜ悪い手を指したのか?その原因をさぐることが大きな目的になるわけだ。

「詰みをのがした」「盤面を広くみずに指した」というのは、原因ではなく、あくまでも結果にすぎない。そして、治療法を提供するのが教室の役割となる。つまり、将棋教室はたんに健康診断をするだけではなく、根本原因を治療をしてくれる病院となるべきだろう。

「なんのことやらよくわからない」という方には、明日の記事で実例をご紹介したい。

昨日の練習メモ:実戦0局、3手詰60問、棋譜並べ0局。cat

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2011年12月25日 (日)

福成キッズ将棋教室 来年の目標

昨夜はY先生と反省会をおこなったわけだが、正直にもうしあげて、福成キッズ将棋教室は、いくつかの弱点をかかえている。具体的には、会場の制約によって時間が短く、会場費がかかってしまうということだ。その代わりになにか教室としての“個性”をだしたいと思っている。

反省会の内容から、来年の目標をご紹介したい。

【絶対にやることリスト】

  • 部屋がせまくなったので、もっと広い部屋へ移動。
    →会議室になれば、大盤も活用できる!
  • 福成キッズ順位戦&名人戦。
    →成績優秀者は上のリーグへ昇級。めざせ、福成キッズ名人!
  • あたらしい「手合いカード」の作成。
    →先生方からのメッセージを、みんなの「将棋ノート」にはってもらう。
  • C級(初心者・初級者)むけに「将棋が強くなるカード(仮称)」をくばる。
    →家での練習に活用してもらう。
  • 詰将棋や入門書などの将棋本の貸しだし。
    →すこしずつ上級者むけもふやしていく。
  • アンケートに書いてもらった、それぞれの目標の実現を応援。
    →先生方と保護者が協力する!

【できたらいいなリスト】

  • 教室のない第2、第4、第5水曜日になにかできないか?
    →たとえば「個別指導~特訓コース~」の開催とか…。
  • 見学者むけに「教室案内パンフレット」を作成できないか?
    →できればカラーで…。
  • 他の教室と協力して、なにか楽しいイベントを企画できないか?
    →今年おこなわれた将棋合宿や団体戦のようなもの…。
  • こどもたちの手本となるために、吾輩の実力アップができないか?
    →できたらいいのだが…。

年末年始は都合により更新が不定期になるかもしれませんが、みなさま今後ともよろしくお願いいたします。

今後の日程は、1月4日(水)、1月18日(水)。

昨日の練習メモ:実戦4局、3手詰40問、棋譜並べ2局。cat

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2011年12月24日 (土)

1年間の反省会

昨日の夜はY先生と2人で、1年間の教室をふりかえっての反省会を行った。1年間どころか、過去3年間をふりかえって「あれはよかった、これは悪かった」と、ついつい熱がはいりすぎてしまい、帰りの予定時刻を大幅にすぎてしまった。(…というわけで、またも棋譜並べが…。)

みんなからいただいたアンケートを参考にしながら、来年に向けて新しい企画も考えている。有段者から超初心者までみんなが楽しめるような教室をめざして、少しずつアイデアを実現していきたい。

アンケートをまだ出していない子は、次回の教室にもってきてほしい。なくしてしまった子には、次回にあらためてお渡しする。保護者のみなさまがた、ご協力をお願いいたします!

本日の練習メモ:実戦4局、7手詰5問、棋譜並べ0局。cat

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2011年12月23日 (金)

コンピュータソフト最大の弱点

はじめにいっておくが、「コンピュータソフト最大の弱点」といっても、将棋を指すうえでの弱点のことではなく、将棋を指導するうえでの弱点のことだ。コンピュータ将棋ソフトの強さじたいは、プロ棋士ですらおそれをなすレベルになってきた。しかし、初心者の対戦相手としてかんがえたばあい、「自然な弱さ」を実現している将棋ソフトはまだほとんど存在しない。唯一の例外といえるのは、「ハム将棋」くらいだろう。それでも、強さの設定ができないことと、棋風・戦法がワンパターンという欠点はある。

ふつうの将棋ソフトを初心者レベルや初級者レベルに設定すると、無意味なうごきをくり返したり、飛車先を簡単に突破させたりして、序盤が異様に弱い。その代わりに終盤になると、急に強くなって長手数の詰みを読み切ったりしてとても不自然だし、「うっかりミスを決してしない」という点も不自然だ。

まるで人間の初心者・初級者のような自然な弱さ、棋風の設定(攻め100%、慎重派、駒得重視、穴熊大好き…とか)、得意戦法の設定(原始棒銀、原始中飛車、石田流、右四間、…など)ができる将棋ソフト。レベルにあわせて局面を誘導し、大技をかけさせてくれるような将棋ソフト。プログラマー主導でも、ソフトメーカー主導でも、プロ棋士主導でもなんでもよいので、そのような将棋ソフトの登場を心待ちにしている。チェスにはそのようなソフトがあるらしいというウワサを聞いたのだが…。

本日の練習メモ:実戦2局、7手詰5問、棋譜並べ0局。cat

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2011年12月22日 (木)

米長会長がコンピュータに…

すでにマスコミでとりあげられているように、12月21日におこなわれた「米長邦雄永世棋聖 vs ボンクラーズ プロ棋士対コンピュータ 将棋電王戦」のプレマッチは、85手でボンクラーズの圧勝となったようだ。正直にいって、吾輩は「将棋電王戦」にはあまり興味がない。プロ棋士対コンピュータについては、以前に書いた記事(「プロ棋士対コンピュータ」本当の危機とは?)のときから、考えが変わっていないからだ。

すでにネット将棋(24)のレーティングでは、コンピュータがトッププロ以上に達したことはあきらかだろう。それでも、まだコンピュータにも穴はあるし、持ち時間が長ければどうなるかはわからない。1月14日の電王戦本番は一発勝負だから、米長会長がリベンジを果たす可能性もある。しかし、それよりも今後はプロ棋士とコンピュータソフトで、「どちらが将棋の指導がうまいのか?」という競争をしてほしいと思う。

もちろん、吾輩は毎日のようにコンピュータソフトに負けつづけております…。
昨日の練習メモ:実戦2局、5手詰20問、棋譜並べ0局。cat

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2011年12月21日 (水)

12月21日の福成キッズ将棋教室

1年間ありがとう!

本日は岡南公民館入門コースのカクザン先生(ブログ:福成教室へ訪問)をはじめ、ゲスト講師3名をむかえて約30名の大盛況となった。「福成キッズ冬期将棋大会」の最後のおいこみのあとは、自由対局。そして、お待ちかねの表彰式とミニ抽選会となった。

「福成キッズ冬期将棋大会」の結果は以下のとおり。

優勝:Y・Yくん(小2)、準優勝:N・Sくん(小2)、
第3位:T・Kくん(小1)、敢闘賞:K・Kくん(小2)&F・Jくん(小4)

また、本日くばった貸し出し図書は、冬休みの宿題だ。次回に教室にくるときまでには、完全にマスターして返してほしい。かんたんすぎたり、難しすぎたりしたばあいは、他の本と取りかえてもらおう。

インフルエンザがはやってきているようなので、体に気をつけて、来年も元気な顔をみせてほしい!

今後の日程は、1月4日(水)、1月18日(水)。

本日は吾輩のミスからとんでもない大遅刻をしてしまい、勝敗記録係&得点計算、さらには賞状書きまでFくんのお母さまにおまかせになってしまいました…。まことに申しわけございません。せっかく来ていただいたカクザン先生にも、なにもおかまいできませんでしたが…。ご指導まことにありがとうございました!cat

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2011年12月20日 (火)

続々、初級者にも棋譜並べは有効か?

前の記事(続、初級者にも棋譜並べは有効か?)の補足。

初級者は棋譜並べから「格言的なもの」を学ぶよりも、「格言」をピンポイントで勉強したほうがいいんじゃないか? というご意見があった。中学生~大人のばあいは、まさにそのとおりだと思う。しかし、幼児~低学年のばあいは、ちょっとちがうような気がするのだ。

英語の学び方は、大人は文法や表現を理解し、覚えながら学んでいく。一方、こどもは英語をシャワーのようにあびながら、いつのまにか文法や表現を感覚的に体得する。これとおなじように、大人は将棋の理屈・理論を理解しながら学べばよいと思う。一方、こどもはたくさんの実戦と、できればたくさんの詰将棋・棋譜並べをメインにしながら、少しずつ「格言的なもの」を身につけていけばよいように思う。

うまく表現できないが、大人は左脳(理屈)の将棋、こどもは右脳(直感)の将棋ということだろうか。
参考サイト:谷本誠一将棋サロン保護者へのアドバイス5 将棋の上達法

本日の練習メモ:実戦4局、5手詰40問、棋譜並べ2局。cat

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続、初級者にも棋譜並べは有効か?

なにげなく某巨大掲示板をながめていたら、吾輩の記事(初級者にも棋譜並べは有効か?)を引用している投稿をみつけておどろいた! 吾輩が念頭においているのは、「小学生の初級者~中級者、得意戦法は原始棒銀」という子なので、強い大人の方には参考にならないと思うが…。

ただ、その投稿につづくコメントがとても参考になったので、ご紹介したい(著作権は??)。

  • その格言的なものをピンポイントで勉強した方がいいんじゃないか
  • 初心者はまず9手詰めくらいサラサラと解けるレベルまで詰め将棋やるべき
  • 並行してどっちもやればいいんじゃね
  • (どっちもやれば?というコメントに対して)
    なんという由緒正しき勉強法でしょう
    将棋の匠たちが織りなした名局譜の魂を己が体にしみ込ませ
    正確無比な読みをも身につけて
    余人の追随を許さぬ上達を成し遂げようというのですね

結局は、「(実戦にくわえて)詰将棋と棋譜並べを両方ともやるとよい」という、いつもの結論にたどりついたわけだ。

昨日の練習メモ:実戦1局、5・7手詰50問、棋譜並べ0局。cat

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2011年12月19日 (月)

明後日の福成キッズ将棋教室

明後日、12月21日(水)の19:00より、南ふれあいセンター3F和室で、今年最後の「福成キッズ将棋教室」がある。

まず、前回の教室でみなさんにお配りした「アンケート」を、ご記入のうえもってきてほしい。来年の教室運営に役立てるつもりなので、ぜひともご協力をお願いしたい。

教室の前半は、「福成キッズ冬期将棋大会」の最後の戦いだ。入賞をめざしてがんばってほしい。後半は自由対局のあと、「表彰式&プレゼント(予定)」だ。大会がおわったら手合いカードを返すので、各自の「将棋ノート」にはってほしい。

最後に、「貸し出し図書」がある。詰将棋の本(1手詰め・3手詰め)を中心に、実力にあわせて冬休みの宿題をだすぞ! 冬休み中にがんばって、ライバルに差をつけよう!cat

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2011年12月18日 (日)

中国高校新人戦の結果

福成キッズOBの野崎くんが準優勝!

中国高校新人戦の結果が「西部支部道場日記」にのっていた。
中国高校新人戦 結果

福成キッズ将棋教室OBで、ときどきゲスト講師として教えてくれている野崎捷斗くん(高1)がみごとに準優勝したようだ。おめでとうございます! つづく全国大会でも、ご活躍をお祈りしております。

野崎くんが小6ではじめて教室にきたときは、まだ中級の実力だった。教室のこどもたちも、これからのがんばりしだいでまだまだ強くなれる。きみたちも先輩のあとにつづこう!cat

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闘争本能を刺激する

将棋を教えるというばあい、技術的なことももちろん大切なのだが、精神的なものもそれにおとらず大切だ。やる気を引きだすことが一番の目的で、その方法のひとつとして、こどもの「闘争本能を刺激する」というワザをご紹介したい。

おそらく男の子に多いと思うが、闘争本能にあふれていて、負けても「もう1回!」とすぐに挑戦してくるような子がいる。こういう子のばあいは、こどもの棋力が10なら11の力で相手をし、棋力が15なら16の力で、…というように、「あとちょっとで勝てそうなのに」というギリギリのところでたたかうのだ。ときどき、格闘技のような刺激的なセリフで闘争心を高めてもいい。もちろん、こどもの気持ちが折れないように、ときどきは負けてあげること。某教室の中級者Sくんは、とある大会のお昼休みに「(三段の)先生に平手で勝つまでやる!」と挑戦しつづけ、さいごには先生が根負けしたようだ。

ただし注意点として、負けてシュン…としてしまう子には“厳禁”なので、こどもの性格を把握してから実行してほしい。

本日の練習メモ:実戦2局、5手詰20問、棋譜並べ1局。cat

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岡南教室の将棋大会に参加してきたぞ

12月18日(日)、岡南公民館将棋教室の冬期将棋大会に、上級者2名と入門コース2名をつれて参加した。吾輩はOくんのパパ、Tくんのパパ、Fくんのママといっしょに運営のお手伝い。とりあえずの結果は以下のとおり。(詳細は「ゴロン太先生のブログ」→その1その2

【A級(1~5級)】優勝:ダイチくん(小5)

【B級(6~10級)】優勝:マツオくん(小5)

【C級(11~15級)】優勝:コウくん(小1)

【D級(16~20級)】優勝:トモミくん(小1)

各クラス優勝のみなさま、おめでとうございます!

これまでは3クラスだったと思うが、今回は4クラスに。これがラッキーになった子(6級、11級、16級)と、アンラッキーになった子(5級、10級、15級)で明暗がわかれてしまったような…。

つれていった4名のこどもたちは、あと一歩のところで優勝はならず…、それぞれA級で3勝1敗(2位と3位?)、C級で5勝1敗(こちらも2位?)となったようだ。大会にひきつづいて午後の上級コースへと連続参加する熱心なこどもたちが何人もいたが、吾輩は入門組もつれていたので午後は遠慮させていただいた。

というわけで、ゴロン太先生、カクザン先生、来年もよろしくお願いいたします。cat

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2011年12月17日 (土)

将棋教室は、サービス業?

先日、とある(高校生対象の)塾の先生とお会いしたときに、つぎのようなお話をうかがった。

「いまや塾は完全にサービス業です。模擬試験でも、昔のようにむずかしい問題をだしていたら、生徒がついてきません。とくに女子生徒をあいてにするには、ホスト並のサービス精神とコミュニケーション能力が必要です。」

将棋教室についても、似たようなことがいえるはずだ。「小学生名人戦の県代表→NHK登場→奨励会受験→…」をめざしている子はべつとして、将棋に興味をもったばかりの初心者や、お友だちと将棋を楽しみたいという子を相手にするばあいには、おおいに発想の転換が必要だろう。もちろん、まったく勝てないようでは面白くもなんともないので、楽しみながら上達できる方法の追求こそが、将棋教室の一番の仕事となる。

本日の練習メモ:実戦2局、7手詰20問、棋譜並べ1局。cat

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最大の敵は「思いこみ=固定観念」

なぜ大人よりこどものほうが上達が速いのか?

何度か引用した『初段になるための将棋勉強法』におもしろいやりとりがある。浦野七段と森七段の対談より。大人でもやる気さえあれば、こどもよりすこし遅いくらいで初段になれるという。ただし、…

森七段:どうしても大人のほうが自分の形を崩すのが難しいんですよ。大人は第一感で指す手が変わらないから、それを崩して伸びるのが大変ですね。…将棋で一番怖いのは固定観念にとらわれることだから。」

「名人に定跡なし」という言葉があるが、タイトル戦をみていると、羽生さんや渡辺さんは、解説者が「この手は筋が悪い」とか「プロならこんな手は指しません!」と解説した手を指して勝つことがある。ふつうのプロ棋士ならば切り捨ててしまうような発想の先に、おもわぬよい手があるということなのだろう。

こどもの将棋についても、おそらく似たようなことがいえる。たとえ常識とは違っていても、あるいは幼稚であっても、「こどもの発想を軽々しく否定してはならない!」はずだ。じっさい、新井田先生は、けっしてこどもらしい発想を否定されなかった。

本日の練習メモ:実戦2局、5手詰60問、棋譜並べ1局。cat

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2011年12月16日 (金)

ほめることの大切さ

将棋とは直接関係ないのだが、気になるニュースがあった。

詳しくは、こちらの記事へ。
「ほめる達人」 やる気も業績もぐんとアップ

会社の部下や同僚のマイナス面ではなくプラス面に目を向け、ほめることで会社の業績向上につなげる取り組みが注目を集めている。……子育てだけでなく仕事の現場でも「ほめて育てる」がキーワードのようだ。
(12月10日の産経ニュース west より)

大人だって欠点ばかりを指摘されると、やる気がなくなってしまう。小さいこどものばあいは、なおさらだろう。どんなこどもにだって、さがせばよいところ、進歩したところはあるはずだ。今日からあなたも「ほめる達人」になろう!

本日の練習メモ:実戦2局、5手詰60問、棋譜並べ1局。cat

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2011年12月15日 (木)

フェアプレー精神

吾輩がこどものころにはプロ野球に熱中し、ひいきチームの勝ち負けに一喜一憂したものだ。しかし、いまではさっぱり興味がなくなってしまった。その原因を振り返ってみると、FA・逆指名などによって戦力の不均衡が拡大し、一部のチームだけが優勝をあらそうようになってしまってからだ。その後、逆指名制度はなくなったはずだが、公平なドラフトが行われているようにも感じない。こうした不平等なスポーツは、将棋でいえば、はじめから駒落ちでたたかっているようなものだ。

両者がおなじ戦力をもち、ルールとマナーを守りながら、みずからの工夫とふだんの練習によって、フェアプレー精神でたたかう。こうしたスポーツ(将棋も頭脳のスポーツ!)のほうがおもしろいよねえ?

本日の練習メモ:実戦2局、3・5手詰20問。cat

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アンケートのお願い「将棋の対局相手」

吾輩としては、こどもたちにはできるだけ対面で人と将棋を指してほしいと思っている。しかし、しだいに将棋を指せるお父さんが減ってきているらしい。こどもたちからも、「家で将棋を指す相手がいない」とのなげきもよく聞かれる。かくいう吾輩も、メインの相手はPCソフトなのだが…。みなさまはふだんどのような相手と将棋を指しているのか? もうすこし調査をしてみたいと思う。

途中集計の結果をみても、「家族で将棋を指している」という意見はひじょうに少ないようだ。まだサンプルがたりないので、将棋に関心のある方、こどもから大人まで投票をお待ちしております。ご協力をお願いいたします。お子さまのご意見の代筆でもOKです! ただし、1台のPCからは1回しか投票できませんので、一番多く指している対局相手をひとつだけ選んでください。cat

2011年12月14日 (水)

「勝った」と思ったのはいつ?

タイトル戦終局後のインタビューで、勝者に「『勝った』と思ったのはいつですか?」との質問がよくなされる。それに対して、羽生さんなどは「投了直前の手」や「詰みがみえたとき」だと答える。え~! 本当はもっと前なんじゃないの? と思うのは素人らしい。数々の全国タイトルを獲得されているアマチュア強豪の早咲誠和さんが、そのあたりの心境を語っているブログ記事を発見したので、ご紹介したい。

詳しくは、こちらの記事へ。→早咲誠和語録:「五分五分」

つまり、弱い人(弱い猫?)ほど、勝ちを意識するのがはやいということなのだろう。

本日の練習メモ:実戦2局、3・5手詰20問、棋譜並べ1局。cat

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2011年12月13日 (火)

女流王座 加藤桃子さんのお父さま

すでにマスコミでとりあげられているように、12月12日におこなわれた「リコー杯女流王座戦」第5局において、加藤桃子奨励会1級が清水女流六段をやぶり、3勝2敗で初代女流王座についた。加藤さんは3年前にお父さまを亡くされており、それから急に強くなったとの印象がある。そのお父さまは、高校将棋界において、ひじょうに有名な指導者だった。たとえば、高校女子団体戦においても、教え子が5回もの全国優勝を達成されている。

詳しくは、こちらの記事へ。→明誠高校棋道部OB会「恩師 加藤康次先生」

女性ではじめての奨励会突破をめざしているのは、亡きお父さまとの約束らしい。これからの女流(女性)将棋界においては、里見女流三冠(おなじく奨励会1級)の強力なライバルとなりそうだ。

加藤女流王座の、今後のご活躍を楽しみにしております!cat

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大人の上達とこどもの上達

将棋に限らず語学やスポーツなどにもあてはまるが、大人の上達とこどもの上達にはかなりの違いがある。たとえば、英語を大人になってからいっしょうけんめい勉強すれば、単語や文法、いいまわしなどを覚えてある程度はできるようになる。しかし、こども(幼児~小学生)のときには英語圏に住んで英語づけになるだけで、いつのまにやら発音と文法“感覚”を身につけてしまう。こうした発音と文法“感覚”は、おとなになってから習得することはひじょうにむずかしい。
※ここでいう文法感覚とは、直感的なもので、文法の“知識”とはちがいます。

大人が将棋を上達しようとすると、どうしても知識や理屈にたよりがちだ。一方、こどもはたくさん対局(できれば詰将棋と棋譜並べも)するうちに、将棋感覚をしぜんに身につけていくようだ。プロ棋士がよく「この手は味がいい(悪い)」「この局面は、なにか技がかかりそう」「ひと目、ここでは詰みがありそう」などというが、将棋を感覚的にとらえての発言のはずだ。大人がこどもの上達においつくには、こども以上に時間をかけて、ひたすら基本をくりかえす必要があるような気がする。

本日の練習メモ:実戦3局、5手詰60問、棋譜並べ1局。cat

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2011年12月12日 (月)

岡南支部の例会に参加

将棋は終盤…

12月11日(日)は、ゴロン太先生が支部長をつとめられる岡南支部の例会の日だ。ゴロン太先生やY先生にくわえて、常連のベテランの方々、高校生、中学生、小学生など、バラエティーに富んだ参加者があつまった。

Hくんとは先日(11月27日)もデスマッチを行ったが、わずか2週間のあいだに1ランク強くなったような感じだ。聞くところによると、各地での大会への参加、家での実戦&棋譜並べと、かなり練習をつんでいるらしい。吾輩が敗勢の終盤では、ゴロン太先生より「猫さん、これ本気?」との厳しいお言葉をいただいた。つぎのNくんとの対局も、終盤に攻防の角を打たれて奈落の底へ…。Nくんには、これで15連敗以上はしているだろう。

こどもたちの評価によると、吾輩の序盤はふつうのこどもより上。しかし、終盤はまったくダメとのことだ。こどもたちから「詰将棋をもっとやりなさい」とのアドバイスを受けたので、家に帰ってさっそく詰将棋の復習となった。

なにをやったか、忘れないようにメモをしておこう。
本日の練習:実戦4局、5手詰60問、棋譜並べ1局。cat

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2011年12月11日 (日)

将棋一色にならないように

このブログの影響からか、各地でいろいろな保護者の方とお話をする機会がふえた。吾輩がさまざまな大会や教室に顔をだしているので、我が家では将棋一色の生活をしているのでは? と思われる方も多いようだ。ところが案外そうでもなく、いつも土日のうちいずれかは、まったくのオフをすごしている。2日間の「こども将棋合宿」に参加したときは、例外中の例外だった。

吾輩もこどものころは、毎日こどもどうしで草野球(指導者のいるスポ小ではない)にはげんでおり、とても楽しかった思い出がある。先生や親の目をはなれてこどもたちだけで遊ぶのも、将棋以上に大切だと思うのだ。

最近の子は習い事が多くて、休みらしい休みがなかなかとれない。「プロ棋士を本気でめざす」という子はべつとして、こどもだけの自由な時間を、もっとつくってあげてもよいのではないだろうか?cat

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あらためて自己紹介

どうも、“このブログ管理人(管理猫)=「福成キッズ将棋教室」のメイン講師Y先生”

だと、誤解されている方がおられるようだ。吾輩の書き方がまぎらわしかったのだろうが、教室のメイン講師(日本将棋連盟普及指導員、三段)が大会のC級で苦戦されているはずもない。Y先生の名誉のために、あらためて自己紹介をしたいと思う。

吾輩は猫である。名前はまだない。「福成キッズ将棋教室」メイン講師のY先生は、少しばかりPCが苦手なようだ。吾輩はたよりない猫ではあるが、キーボードくらいはなんとか打てるので、広報担当としてY先生に代わって教室の紹介をしている。将棋も駒の動かし方くらいはわかるので、教室では初心者の遊びあいてとなることもある。ふだんは机の下にかくれながら、こどもたちのようすを観察している。

…というわけで、吾輩の実力では「強いこどもの育て方」「プロ棋士になるには?」など、むずかしいご質問にはお答えできないので、あしからず。cat

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2011年12月10日 (土)

【最新版】おもな将棋大会の日程(年末~)

県北遠征のご検討を!

岡山県近辺のおもな「こども将棋大会」日程の最新版だ。ますます大会は少なくなってきたが…、岡山県のこども将棋最大のイベント「岡山県こども将棋教室交流戦」が近づいてきた。今回は県北での開催だが、みなさまおさそいあわせのうえ、お子さまだけでなく、お母さまもぜひ参加してほしい。

12/23(祝) 「将棋の日」記念こども将棋大会(関西将棋会館)
       ※12/19しめきり。詳しくはここ

1/14(土) 玉島児童館 将棋入門・将棋大会(倉敷市 玉島児童館)
       ※初心者にもオススメgood 小学生以下。当日受付可。
       詳しくはここ。←「行事予定」を確認!

1/22(日) 第8回 岡山県こども将棋教室交流戦(津山市 中央公民館)
       ※初心者・女性にもオススメgood 1/8しめきり。詳しくはここ

2/4(土) 明石将棋フェスティバル(明石市 生涯学習センター)
       ※初心者にもオススメgood 1/11必着。詳しくはここ

2/18(土)? 全国小学生名人戦 岡山県予選(倉敷市芸文館)
       ※当日9時~受付、9時15分開始。小学5年生以下。

こども将棋教室にかよっている子のばあいは、年末に教室内の将棋大会があるかもしれない(すくなくとも津山・水島・岡南・福成では行われるようだ)。教室の先生にご確認を!

はじめての参加・はじめての遠征という子には、初心者クラスのある大会がオススメだ。下のクラスで優勝した子は、どんどん上のクラスに挑戦しよう!cat

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2011年12月 9日 (金)

気になる言葉「よき後継者を得た」

木村義雄十四世名人は1938年の第1期名人戦において名人になって以来、長いあいだ最強を誇り、「常勝将軍」とよばれて恐れられた。…が、第11期名人戦(1952年)で、ついに大山康晴(のちの十五世名人)に敗れた。そのとき「よき後継者を得た」との言葉を残して、引退した。

某くんのお父さんは某将棋教室の父母会長を拝命し、ながいあいだその役についていた。「このまま永世父母会長の誕生か?」と思われたころ、今年入会したばかりのKくんのお父さんがこころよく引き受けてくださった! 某くんのお父さんは「よき後継者を得た」との言葉を残して、ついに次回の教室(2011年納会)で引退することとなった。

Kお父さま、なかなかたいへんでしょうが、まことにありがとうございます。こどもたちのために、よろしくお願いいたします!cat

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2011年12月 8日 (木)

12月7日の福成キッズ将棋教室

女性ゲスト講師がきてくださった!

本日も見学者3名、ゲスト講師3名をむかえて約30名の大盛況となった。ゲスト講師のうちU先生はアマチュア王将戦全国大会に出場されたばかりの超強豪だ。さらに、お友だちの女性講師をつれてきてくださったので、いつもよりはなやかな雰囲気となった。

女性講師には前半は、低学年の初心者のお相手をしていただいた。やさしい先生なので、こどもたちも安心だったろう。後半は、中学生選抜女子の部の県代表との女流対決! 大熱戦の終盤となったが、残念ながら時間切れ…。U先生の判定では引き分けとなった。う~む、強いなあ…。

「福成キッズ冬期将棋大会」では、おなじクラスでの平手やクラスを越えての駒落ち、先生方による指導対局など、ポイントをあらそっての熱戦がくりひろげられた。次回の12月21日には、納会がおこなわれる。これまでの合計ポイントによって成績優秀者の表彰&プレゼント、さらには全員にクリスマスのお菓子があるはずだ。

また、本日くばった「アンケート」は来年の教室に利用したいので、できるだけ次回の教室にもってきてほしい。今日こられなかった人は、ココからダウンロードすることもできる。
→ 「アンケート上級者向け」「アンケート初級者向け」

今後の日程は、12月21日(水)、1月4日?(水)。

本日は勝敗記録係をFくんのお母さまに手伝っていただきました。おかげさまで、かなり余裕がありました。まことにありがとうございました。cat

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大会初参加の感想 猫の結論

大会にはじめて参加してみた感想の最終回だ。吾輩の結論は以下のとおり。

  • 上達や勝利以外にも、将棋の楽しみはあること。
    →将棋は実力がちがいすぎると、おたがいに面白くない。しかし、初心者は初心者どうし、中級者は中級者どうし、女性は女性どうしなど…実力の近いあいてとは不思議と熱戦になるものだ。
  • 大会前や大会後、あるいは遠征じたいにも楽しみはあること。
    →住所不定玉先生がいわれるように、親子共通の話題が増える。大会後にお友だちと夕食を食べながら、「今日はああだった、こうだった」とワイワイやるのもいいだろう。
  • こどもたちの気持ちがよくわかること。
    →横からみているときには「ああ、なんで我が子はコレに気がつかないのか?」と思うわけだが…。自分がたたかっているときには、まったくおなじミスをしてしまう。選手の気持ちがよ~~~くわかった。

…というわけで、ひとりでも多くの保護者の方々と、将棋の楽しみを共有したいと思っている。1月22日(日)の「第8回 岡山県こども将棋教室交流戦in津山」では、お母さま方の大会初参加をお待ちしております。cat

※参考:住所不定玉先生より、レディースクラスへのおさそい。

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    2011年12月 7日 (水)

    大会初参加の感想 反省点

    大会にはじめて参加してみた感想のつづきだ。反省点は以下のとおり。

    • 「勝った!」と思った瞬間に最大のうっかりミスがでたこと。
      →「自玉はまだ安全。飛車成りから2枚竜のはさみうちで勝ち!」と思った瞬間…。相手の勝負手をよくみておらず、角の効きをうっかりして、もう一方の竜をただでとられて大逆転負けにつながった。飛車の成り位置をひとつずらして、王手しておけば勝ちだった。勝ったと思った瞬間が一番あぶないことを痛感した。
    • 勝負どころをすぎて、負けにしてから時間を使ってしまったこと。
      →いつもこどもたちには「勝負どころでは時間を使え! 負けにしてから考えても遅いぞ」といっているのだが…。おなじセリフをこどもたちに返された。
    • 「詰み」があきれるほど読めないこと。
      →「もう詰まない」と思って形づくり(詰めろ)をして負けたら、観戦者のこどもから「詰みがあったよ」と指摘されて、あ然とした。勝った対局でも、「何回も詰みを逃していたよ」と、観戦者より指摘があった…。
    • 優勢(駒得)からの逆転負けが多かったこと。
      →中級の子はまだまだスキだらけで無理攻めもあるので、慎重に指せば序盤で駒得できることが多かった。ところが、このレベルでは、将棋の7~8割は終盤力で決まってしまう。詰将棋や必至を中心とした寄せ、囲いの崩し方・守り方の勉強の大切さを痛感した。

    大会運営のKさんに「つぎに来たら、この子たちには勝てそうにないですよ」といったら、「強くなった子はB級にいきますから」とのこと。たしかにね…。吾輩もいつかは「この過小申告! 強すぎてめいわくだ」といわれたいものだ。cat

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      大会初参加の感想 よかった点

      大会にはじめて参加してみた感想のつづきだ。よかった点は以下のとおり。

      • 適切なレベルわけがあったこと。
        →やはり、レベルのあった相手とできるのは楽しい。他の保護者さんに聞いてみたが、これまではB級(級位者の部)にでていて、ほとんど勝てなかったという。それでは面白くないよね。
      • 1回負けてもおわりではないこと。
        →リーグ戦でたくさんの人と真剣勝負ができたのもよかった。予選で負けた2人の子には決勝でリベンジできたし。(逆に、予選で勝った子にはリベンジされたが…。)
      • 危険をおかしての勝負手(歩頭に角のただ捨て!)や玉での顔面受けなど、ぎりぎりの攻防で勝つことができたこと。
        →ふだんの教室では、こういう手を発見してもあまり指さないのだが…。大会では相手も必死なので、安全勝ちはできないよね。このスリルが将棋の本当のだいごみか?
      • スパイラルのこどもたちは、観戦者もふくめて検討をしてくれたこと。
        →これには感心した。ふつうの将棋教室の低学年にはほとんど見られない光景だ。「ここでこう指されれば、こうなって負けだと思っていました」とか、敗因をおしえてくれるので勉強になるよね。
      • 「せめて1勝したい」と、大会前の練習に力がはいったこと。
        →なんの目標もないよりも、気合いが入るよね。「大会にでるたびにこどもたちが成長する」というのを実感できた。

      感想は次回(反省点)へとつづく。cat

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      2011年12月 6日 (火)

      大会初参加の感想 意外な点

      …というわけで、恥ずかしながら大会にはじめて参加してみた感想だ。まずは、意外な点から。

      • 大会で真剣に将棋を指すのは、意外につかれること。
        →何局指してもつかれないような、教室での練習対局やPCソフトとの対局とはまったくちがった。
      • 大会前にじゅんびしていた主力戦法は、けっきょく使えなかったこと。
        →初対戦の相手ばかりで、どのように来るのかがまったく予想できなかった。「それが大会だ!」と、こどもたちより。
      • 初勝利の直前、羽生さんのように手がふるえたこと。
        →(笑)
      • 「これで勝った」と思ったところから大逆転負けしたり、もう投了寸前というところから大逆転勝ちしたりしたこと。
        →中級レベルでは、ジェットコースターのように形勢が入れ替わる。
      • こちらが詰みの変化を読み切れていないのに、投了してくれた子がいたこと。
        →中級レベルでは、完全な詰みまであきらめないほうがよいのでは?
      • あたりまえだが、勝ったらうれしいし、負けたらかなしいこと。
        →おとなのばあいは、負けてもだれもフォローをしてくれないし…。勝てない子へのフォローの大切さを、あらためて痛感した。

      感想は次回(よかった点)へとつづく。cat

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      明日の福成キッズ将棋教室

      明日、12月7日(水)19:00より、南ふれあいセンター3F和室で、「福成キッズ将棋教室」がある。

      今回の教室ではみなさんに「アンケート」をお配りする予定だ。「おうちで将棋の相手がいるか?」「どのくらいまで強くなりたいか?」など、将棋についての質問に答えていただきたい。今後の教室運営に役立てようとのねらいなので、ぜひともご協力をお願いいたします。

      「福成キッズ冬期将棋大会」は中盤戦にはいる。勝ち2点、負け1点、先生との指導対局は勝ち負けにかんけいなく3点だ。次々回12月21日の納会までに合計得点をあらそう。指導対局のあとには、先生から手合いカードに「ひとことアドバイス」を書いてもらおう。大会がおわったら、各自の「将棋ノート」に手合いカードをはってほしい。

      勝率の高い子は上のクラスの子とも駒落ちで対戦してもらうので、思い切ってぶつかってみよう!cat

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      2011年12月 5日 (月)

      保護者が大会にでるのは恥ずかしい?

      ※ここでいう保護者とは、もともと将棋をしていた強い保護者ではなく、こどもが将棋に興味をしめしたために、いっしょに将棋をするようになった弱い保護者のことです。

      1月22日(日)の「第8回 岡山県こども将棋教室交流戦in津山」に向けて、吾輩は将棋の指せるお母さま方へ「レディースクラスに参加しませんか?」と勧誘しまくっている。みなさんのご反応は、当然ながら「恥ずかしい」とのこと。一方、スパイラル将棋センターさまより、吾輩も「C級に参加しませんか?」とのおさそいをうけていた。やはり、すなおな感想は「あまりにも弱いので、でるのが恥ずかしい」ということ。

      …とはいえ、お母さま方への見本となるためと、昨年こどもに向かって「来年は吾輩も大会にでる!」と宣言したこともあって、恥ずかしながら参加してみることにした。おなじく参加されたHくんのお父さまともお話ができたし、おかげさまで、これまでに気がつかなかった多くのことに気がつくことができた。

      さて、いったいどんなことに気がついたのだろうか?cat

      ※参考:住所不定玉先生より、レディースクラスへのおさそい。

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      「安用寺杯 将棋大会」に遠征したぞ

      へろへろでございます…。

      12月4日(日)、香川県木太北部コミュニティセンターでおこなわれた「安用寺杯 将棋大会」に、福成キッズ将棋教室から6名が遠征した。はじめてフェリーにのるこどももいて、楽しい遠足気分だ。いつもはこどもだけが大会に参加するわけだが、こんかいはメイン講師のY先生にくわえて大会初参加の吾輩もふくめて、全員が選手として出場した。

      くわしい結果や写真については、「スパイラル将棋センター:香川県将棋情報」をみてほしい。特A級A級B級C級D級その他反響

      吾輩も11局もの公式戦を指したため、閉会までほとんど休むまもなく、他の5人がどうなっていたのかは、よくわからない。…が、A級・B級に参加したこどもたちも、非公式戦では二段くらいの大人や、小学生名人戦の県代表に一発いれたりして、それぞれ有意義にすごせたようだ。D級(初心者)に参加したY Jr.くんは、メンバー唯一の入賞(第4位)となった。ちなみにA級(初・二段)の優勝は、倉敷から遠征した小4のH Jr.くん。みごとに親子賞もゲットした。おめでとうございます!

      さいごは先生&保護者&こどもたちがひとつの大家族のようにファミレスで夕食をとって、楽しい1日の解散となった。家族みんなで楽しめる大会を準備&運営されたスパイラル将棋センター関係者のみなさま、ありがとうございました!

      次回の遠征も楽しみだ。大勢で参加できるような大会をさがすとしよう。cat

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      2011年12月 4日 (日)

      某家での練習風景

      本日12月4日(日)の「安用寺杯 将棋大会」(香川県高松市)には親子割引があるためか、9組もの親子がエントリーしており、「親子賞」など多くの賞があるようだ。これをきっかけに、大会にはじめて参加する保護者の方も数名おられるらしい。

      大会に向けて、某家でもひさびさの親子真剣勝負が行われた。こどものほうは相変わらず序盤が下手で、いきなり香得で馬をつくられた。保護者は玉の堅さでもうわまわり、飛車銀交換にも成功して、2枚飛車の攻め。序盤~中盤は大優勢だ。ところが、粘られて寄せにもたついているあいだに雲行きがあやしくなり…、最後は詰将棋のようにぴったりと詰ましてこどもの勝ち。おわってみればいつものパターンだった。こどもは序盤に弱点、保護者は終盤に弱点と、大会に向けて不安が残る。…が、「勝って自信がつき、負けて勉強になる」。いずれにせよ、大会への出場はご家族のよい思い出になるはずだ。

      1月22日の「第8回岡山県こども将棋教室交流戦」では、ガールズ&レディースクラスがありますので、将棋の指せるお母さま方には、ぜひとも出場のご検討をお願いいたします。cat

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      2011年12月 3日 (土)

      またしても遠征計画

      先日お伝えしたように、12月4日(日)に香川県高松市で「安用寺杯 将棋大会」が行われる。吾輩がきいたところでは、福成キッズ将棋教室から少なくとも6名が遠征するようだ。今回はこどもたちだけではなく、なんと先生や保護者の方も参加されるというウワサをきいている。そのため、特A級(三段以上)からD級(初心者)まで5クラスすべてにエントリーしているらしい。

      とある保護者の方は、こどもたちから「これでオレたちにえらそうなことはいえなくなるぞ!」とのありがたいお言葉をいただいたようだ。先生&保護者のみなさま方のご健闘をお祈りいたします。cat

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      2011年12月 2日 (金)

      うろ覚えの定跡で完敗…

      本日は、ひそかにある戦法をためそうと、某教室でXくんと対局。振り飛車党だと思っていたら、予想外の速攻棒銀でこられ、うろ覚えの定跡を誤って一気に劣勢に…。以前なら、ここからでも逆転勝ちできたのだが、ずいぶんと攻めが強力になっているではないか!

      この敗戦のおかげで定跡を再確認することができたので、まあよしとしておこう…。cat

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      2011年12月 1日 (木)

      初級者にも棋譜並べは有効か?

      これまでご紹介してきたように、プロ棋士やアマチュア強豪の方々は、強くなるために大量の棋譜を並べてきている。しかし、まだ初級者のうちは棋譜並べをしても意味がないという人もいる。じっさいのところはどうなのだろうか?

      新井田先生は初級者(幼稚園児ふくむ)にも棋譜並べをすすめていた。また、川崎こども将棋教室でも、低学年・幼児に棋譜並べをさせているようだ。初級者のばあいは、読みを入れたり、変化を研究したり、ということはできない。それでも、何も考えずにひたすら並べるだけで、つぎのようなことがわかってくる。

      • プロ棋士は、たたかう前に玉を囲うことが多い。
      • プロ棋士は、たたかう前に歩をつきすてることが多い。
      • プロ棋士は、ぶつかった駒をすぐにはとらないことが多い。
      • プロ棋士は、交換した歩をすぐには打たないことが多い
      • プロ棋士は、飛車とりや角とりから逃げないことが多い。
      • プロ棋士は、両どりから逃げないことが多い。
      • プロ棋士は、端を攻めることが多い。
      • プロ棋士は、終盤になると手抜きで攻めあうことが多い。

      このほかにもあるだろうが、自分たちのふだんの将棋とプロの将棋のちがいに気がつくことで、初級者でも上達につながるような気がするのだ。

      吾輩もプロの棋譜を並べていて、「これで攻めがつづくので優勢」と解説された手があった。そのときはいまひとつピンとこなかったのだが、練習将棋で似たような局面になり、ためしにその手を指してみたら、たしかに攻めがつづいて最終的には詰ますことができた。毎日棋譜を並べていると、こういう経験も増えてくるのだろう。cat

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