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2011年10月26日 (水)

詰将棋本のさまざまな練習法

初心者用の詰将棋本をいろいろとオススメしているが、たんに答えをおぼえることがゴールではない。本を何度もくりかえして、「答えはもう全部おぼえた」という子にも、さらなる練習法をご紹介しよう。おなじ本を単にくりかえすのではなく、やり方を工夫しながら、味わいつくそう!

(練習法1)タイムアタック
これまでにもご紹介したが、1周するのに何分何秒かかるか? あるいは、5分間で何問解けるか? 記録をはかって、お友だちと競争しよう。頭の回転がはやくなるぞ!

(練習法2)変化を読みつくす
それとは反対に、時間をかけてすべての変化を読みつくす練習もしてみよう。先手後手とも、正解手以外の手もすべて読んでみるのだ。詰むのか詰まないのか、正解よりも早く詰むのかおなじ手数で詰むのか、持ち駒があまるのかあまらないのかを、じっくり検討してみよう。読みぬけがなくなるぞ!

(練習法3)詰まされ将棋
詰将棋の本をさかさまにして、どういう手で自分の玉が詰まされるのかを考えるのだ。ふつうに解くよりも難しくなるし、受けが強くなるぞ!

(練習法4)持ち駒をみないで解く
持ち駒をみないで、持ち駒に何があれば詰むのか? を考えるのだ。正解以外の持ち駒でも詰むことがあるし、手数が変わることもある。この持ち駒では詰まないことを確かめるのも、実戦で役に立つ。「詰めろ」をかけるのがうまくなるぞ!

【保護者の方へ】
タイムアタックは、親子で競争してみるのも面白いと思います。詰将棋だけなら、低学年の初心者でもすぐに大人においつきます。大人に勝つと自信がつきますよ。よろしくお願いいたします!

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