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2011年10月18日 (火)

初心者にオススメの詰将棋本1

先日、福成キッズ将棋教室の練習として「詰将棋タイムトライアル」をとりいれたと書いた。その教材が『羽生の一手詰』『羽生の三手詰』の2冊だ。これまで詰将棋といえば、『○手詰ハンドブック』シリーズ、『○手詰入門ドリル』シリーズ、あるいは森信雄先生の本が定番だった。なぜ、『羽生の○手詰』を教材にえらんだのか? その理由は4つある。

(1)全81問と問題がすくないので、すぐに1周できること。
たしかに、ハンドブック・ドリル、あるいは森先生のシリーズは、1冊に200問から400問もあってコストパフォーマンスにすぐれている。しかし、初心者には「1周できた!」「1冊ぜんぶをおぼえることができた!」という達成感が重要なのだ。問題がおおすぎると、挫折する可能性が高くなる。

(2)字が大きく、1ページに1問ずつのっていること。
ハンドブックは4問、ドリルは2問ずつが見開きページにのっている。中級以上の子や大人には問題がないのだが、低学年や幼児の初心者には、これが扱いづらいのだ。1問だけの答えをみようとしても、つぎの答えまでみえてしまったり…。初心者のうちは、問題数はすくなくても扱いやすさ優先でよいだろう。

(3)2冊が関連していること。
『一手詰』だけみてもわからないことなのだが…。『羽生の三手詰』の問題は、2手すすめると『羽生の一手詰』の問題図になるものがけっこうある。なので、『一手詰』をしっかりやっておくと、スムーズに『三手詰』にすすめるというわけだ。

(4)羽生さんのインタビューやマンガがのっていること。
上達に役立つこと(やまったく役立たないこと)が、空きページにたくさんのっている。これがこどもたちには楽しいらしい。

この2冊の使い方は、つぎのとおりだ。

はじめの何周かは、ゆっくりと答えをたしかめながらすすむ。
→答えを全部理解できたら、何分何秒で1周できるか時間をはかる。
→毎日練習して、タイムをちぢめていく。
→じゅうぶんにおぼえたら、次の本へすすむ。
→それもできたら、あたらしい本をさがす。
 (詰将棋だけでなく、手筋・次の一手でもOK)

【保護者の方へ】
小学校でおこなう、「たしざん・ひきざん・かけざん九九」の練習とおなじです。お子さまが小さいばあいは、保護者の方が練習を手伝ってあげてください。また、81問でも挫折しそうなばあいは、1章ずつにわけて練習させてください。よろしくお願いいたします!

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将棋上達法(初心者編)」カテゴリの記事

コメント

羽生の1手詰、3手詰の本は私も初心のお子様にはお勧めの本です。文字も図面も大きく誰が見てもわかりやすいですよね。
面白くなってもっと練習したい子にはハンドブックなんかもいいでしょう。

いつもありがとうございます!
私も『羽生の…』は初心者に興味をもたせるための導入用、『ハンドブック』や『ドリル』はある程度以上強い子のトレーニング用と考えています。また、上級になったら、長い手数をじっくりと考える練習も必要でしょうね。

猫さん、こんにちは。
早速2冊購入しました。こういう本が欲しかったんだという、本当によくできた本ですね。
一口に「1手詰め」、「3手詰め」と言っても、入門者用問題としては、意外なほど玉石混淆状態だと感じておりました。ところが、この2冊は、ほぼ全問が、選りすぐられた良問ばかりという印象です。
1冊目と2冊目が関連しているというご指摘もなるほどと感じました。こういう体系的な学習ができれば、子供たちの理解はぐんと深まると思います。

ブログでのご紹介、ありがとうございます!
「3手詰め」のなかには、難しい本もありますからね。おなじ初心者でも、低学年のばあいは、実戦的で取り組みやすい本が必要だと思います。詰将棋だけでなく、手筋でもよい本がないかな?と、さがしているところです。

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