「こども将棋合宿in玉野」大成功!その4
この合宿の第3のイベントは「爆笑 リレー将棋大会」である。主催者の決めた3人1組の8チームがスイス式3回戦で順位をあらそった。持ち時間は15分で、切れたら30秒の秒読みである。3人が1手ずつ交代に指し、対局中に相談することはできない。ただし、各自1枚ずつ「お助けカード」をもっていて、ピンチのときには1手だけ審判の先生に代わりに指してもらえる。このカードが意外なドラマを生むことになるとは、まだだれも気がついていなかった……。
こどもは7チーム、保護者が1チームである。1回戦のあいては上級者ぞろいの強敵だったが、リーダー格のRくんが強引に居飛車でいくと決定、「オレ居飛車なんて指したことがない…」とKくんがぼやく。こどもチームは飛車のただ取られをきっかけに仲間割れがはじまり、保護者チームはチームワークで勝利!
「相手が振り飛車できたらどうしますか?」という問題に結論がでないまま、2回戦へ。あんのじょう振り飛車でこられ、吾輩のミスから銀損の大苦戦に。もうほとんど受けなしまで追い込まれたところで、Aお父さんが「お助けカード」。岡先生の勝負手がでたところで、あいては初心者のSくん。すでに秒読みだったため、あせって王手が止まった。おとな気がないが、トン死させての大逆転勝利!
いよいよ決勝戦。あいてには中学生の有段者がいるが、低学年も2人いる。またしても相手は振り飛車。吾輩は玉を囲いたかったが、Aお父さんは左銀を攻撃態勢に。玉の堅さが段違いのまま、吾輩のミスからカウンターパンチをくらってしまい、大ピンチ。中学生のリードのもと、的確に寄せられてしまった。
個人戦とは異なり、チームワークが悪くて飛車をただ取りされたり、王手飛車に飛車を逃げたりというミスが続出で、笑い声のたえない大会となった。入賞者の方は、以下のとおり。
優勝 アルマジロチーム(利根川浩一くん・安原悠晴くん・荒瀬啓介くん)
準優勝 ワニチーム(辻居勇人さん・赤枝正基さん・吾輩)
最後は、裏のメインイベントである「保護者反省会」と総括だ。これについては、明日ご報告する予定だ。
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