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2011年6月19日 (日)

プロに聞く将棋上達法5(つづき)

将棋の本質が「斬り合い」「戦い」だとすると、いったいどうすれば戦いに強くなれるのか? 戦いに強くなるためには、2つのポイントがある。ひとつは、斬りちがえをおそれない精神をもつこと。そして、もうひとつはヨミである。そこで「大さばきに強くなるヨミ方」があるというのだ。

『一流棋士六人が語る とっておきの上達法』(奥山紅樹著)より
大内延介の巻(つづき)

「自分の都合の良い方向での独善ヨミでいい。……相手の駒が成り込んで来ようが何しようが、こっちも桂打って、角打って、びしびしと一方的に攻める。その方向で勝手ヨミをする。勝ちだと思えばためらわずにいく……どうもこのはげしい順では一手負けだ、と思えば仕掛けをあきらめる」

「こうして、強く踏み込む方向で絶えず局面をみるってことが、戦闘に強くなるヒケツです。本当に勝ちがあるかどうかは、ある意味では問題ではない。ヨンだ結果、自分に勝ちがあると思った。だからいく。このことが大切なのです。」

「気合い負けしない」「相手の得意戦法から逃げない」とは、プロ棋士の口からよく聞くことばだ。つい弱気になりがちな人も、勇気をもって戦ってみよう。将棋の本質は「格闘技」だったのだ!(次回は二上達也の巻)

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