女子将棋 普及プロジェクト1
全国的な傾向だが、将棋が好きなのは男子が多く、将棋教室の生徒のうちおよそ9割は男子である。女子は、教室でも大会でもなかなか友だちに出会うことが難しい。そこで、将棋ガールズを応援し、来年以降の岡山県の女子将棋を盛り上げるため、本日から「女子将棋 普及プロジェクト」を開始する。
プロジェクトの第1回として、高校女子団体戦をとりあげたい。小学生のうちは少数ながら将棋教室や将棋大会で女子の姿もみられるが、中学・高校ではきわめてめずらしい存在だ。ところが全国には、女子将棋の名門校というのがいくつかある。その実態は、どのようなものなのか? まずは、2009年度全国高等学校将棋選手権において女子団体で見事優勝した、千葉県の幕張総合高校将棋部をご紹介しよう(なお、おしくも準優勝は岡山朝日高校)。
現代の女子高生(当然、初心者)に、将棋に興味をいだかせるのがいかに難しいか。吾輩には、その方法は想像もつかないが……。
チームを支えてくれたみんなに感謝
幕張総合高校 将棋部(前編)・(後編)
「半ば強制的に部活動に連れて行かれたのがそもそものはじまり(笑)。興味はそれほどなかったけれど、当時の顧問の先生がとにかく誉めるのが上手で、あまり誉められたことのない私にはそれがとても心地よく、そのままズルズルと(笑)。そのおかげで自分でも驚くほど上達していくのが嬉しくて……」「女子団体で全国優勝したときは嬉しくて涙が止まりませんでした。三年間続けた将棋部でのいろいろな思い出が最高の形でひとつになったことに、苦楽をともにした顧問の先生をはじめ、先輩や後輩、そしてチームメイトに感謝したいです。ほんとにありがとう!!」
(旺文社「パスナビ 高校生の部活File」より)
いやあ、将棋って本当にいいもんですね。
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