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2011年6月30日 (木)

将棋の上達には、つづけることが大事

新井田先生いわく「(いまは弱いけれど)この子に将棋をつづけさせてください。そうすれば、いつか(中学生くらいになったときに)突然強くなるときがきますから。長い間伸び悩んでいても、学年があがって頭が発達してくると、急に強くなるタイプの子がいるんです。」

器用な子もいる。不器用な子もいる。センスや勝負勘のある子もいる。ちょっと鈍くてなかなか結果のでない子もいる。今日もコツコツ棋譜並べと実戦・詰将棋。すぐには結果がでなくても、3年先をみすえよう。

とくに女の子の場合、ほんのちょっとずつでもいいので毎日練習してほしい。中学生・高校生になるまでつづけることさえできれば、どんな子にもかならず全国大会出場のチャンスがみえてくるはずだ。 cat

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ほんとうの「勝ち組」になろう

「勝ち組」「負け組」とはよく聞くことばだ。もともと将棋には、勝ち負けはつきものだが、強くて勝ってばかりの子が「勝ち組」になり、弱くて負けてばかりの子は「負け組」になってしまいがちだ。それに対して、すてきなことばをみつけたので、ぜひご紹介したい。

岩村田高校 将棋班OG S・Kさんのことば
(2008年度「長野県の高校将棋」第18号より)

……最近の私は、……負けるのを怖がって将棋を指しているように思います。ある本で阿久津主税(あくつ ちから)プロ棋士が「勝ち組になる」と書いていました。勝ち組というのは「強くていつも勝つ人」ではなくて「結果はどうあれ、楽しんだ人」のことだそうです。将棋を始めた頃は、「良い手だね」と言われるのが嬉しくて、夢中で将棋を指していました。負けても勝っても多分楽しんでいました。私は今、これを忘れてしまったのだと思います。まだまだ未熟ですが、……真の「勝ち組」を目指してがんばりたいです。

将棋指導者の方々にお願いしたいのは、弱肉強食にまかせて、勝ってばかり・負けてばかりの子がでてこないように。負けてばかりの子でも楽しさが見出せるように、教室の運営にこころを配っていただけないか? ということだ。cat

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こんなところでも、女子の将棋

山形県天童市といえば、将棋の駒のまち。毎年、人間将棋中学生選抜の全国大会が行われていることでも有名だ。その天童にポーランドから女子大生が遊びにやってきたという。なぜポーランド? なぜ女子大生? とわけがわからない方は、以下のブログ記事をごらんいただきたい。

「ポーランドより来客」(日本将棋連盟天童支部ブログより)

カロリーナさん
ポーランド・ワルシャワ在住  20歳の女子大生
昨年ヨーロッパ選手権5位(女子最高位)
日本将棋連盟認定4段の実力
将棋をおぼえて3年で4段は驚きです。

もともとチェスをやっていたのだろうか? どこでどうやって将棋をおぼえたの? だれと練習しているの? え、「81Dojo」? まったくすべてが謎だが、「LOVE 将棋」の色紙に愛嬌がある。NHKにでていた中国の少女といい、カロリーナさんといい、本格的に来日して勉強すれば、初の海外からの女流棋士誕生も夢ではなさそうだ。cat

「ポーランドより来客(その2)」(リコー杯女流王座戦中継ブログより)

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「スパイラル将棋センター」の印象

これまでの記事を読んでいただくとわかるように、吾輩は、高松市の「スパイラル将棋センター」主催の大会に、何度も遠征している。道場そのものには大会で1度いっただけだが、こどもたちの顔と名前・将棋の実力はだいぶわかるようになってきた。

いまの場所に移転してから1年ちょっとしか経っていないが、移転後のこどもたちの急成長ぶりには、いつもおどろかされる。有段者たちはもちろんだが、低学年や幼児の強さ・成長の速さ・指し手の速さには、ほんとうにビックリだ。吾輩は、その成長ぶりのひみつは3つあるとみた。

    1. 毎日営業していて、いつでも時間のあるときに将棋ができる。
       (週に何日でも好きなだけ通える。)
    2. 毎週、大人や初心者にまじって駒落ちでのリーグ戦がある。
       (下手になって上手の技を吸収したり、上手になってごまかし方をおぼえたり。)
    3. 県外の大会にも、どんどん遠征している。
      (遠くで知らない人と指すと度胸がつくし、勝てば自信もつく。)

この勢いでいけば、いずれ四国では愛媛の「松山将棋センター」と2大勢力になっていくだろう。奨励会に入る子も、そう遠くない将来に現れるはずだ。岡山県の各種こども将棋大会にもよく遠征してくれて、いつも上位入賞をさらわれている。岡山のこどもたちからは「向こう(香川)は毎日練習できるからズルイ」との声まできかれるほどだ。

瀬戸大橋の通行料金は値上げされてしまったが、自動車を乗りあわせたり、電車でいったりすることだってできる。岡山県のこどもたちも、負けずにこれからも高松に遠征しよう!cat

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2011年6月29日 (水)

小・中学校団体戦のすすめ

以前より吾輩は、みなさんに団体戦をおすすめしている。「文部科学大臣杯」で惜しくも代表になれなかったチーム、メンバーがそろわず予選に参加できなかったチームには、いい大会がある。「第14回 こども将棋団体戦」に、新しく「学校対抗クラス」ができたのだ。有段者はSクラスにしか出られないので、文部科学大臣杯よりもレベルが下がってねらい目だ。

【日時】 平成23年8月7日(日) 午前9時半~受付

【会場】 尼崎市中小企業センター(1階多目的ホール)

【参加資格】 中学生以下の将棋教室チーム、学校チーム、お友だちチーム

【競技方法】 3人1組の団体戦、勝っても負けても5回戦できる。

【クラス・定員】
Sクラス(無差別)=32チーム Aクラス(級位者)=64チーム
Bクラス(10級以下)=32チーム 学校対抗クラス=32チーム
※「学校対抗」は、同じ学校在籍の級位者に限る。

詳しい情報は、こちら。→「関西将棋会館」大会・イベント情報
※7/20しめきり、先着順!

このように、やる気まんまんのチームもあるぞ!→「大宅小学校将棋部活動」

毎回、関西だけでなく、岡山県や四国からも多くのチームが参加している。お友だちといっしょに戦う団体戦の楽しさを、ぜひ味わってほしい。cat

将棋ブログの新着情報ならココ

いまや数多くのプロ棋士・女流棋士・一般の将棋ファンがブログを書いている。ブログだけではなく、ツイッターでつぶやいているプロ棋士・将棋ファンも増えてきた。プロの公式棋戦では、ブログによる中継も当たり前のように行われている。こうしたブログの新着情報や、現在つぶやかれているツイッター情報を知りたいなら、ココを必ずチェックしよう!

「将棋アンテナ 棒銀くん」

これって自動でやってると思うんだけど、めちゃめちゃ便利な時代だなあ。cat

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将棋「親系ブログ」というのがあるけれど…

昨日の記事(プロを目指さなくても、十分に将棋はおもしろい)とも関連するのだが、「親系」という一連の将棋ブログがある。こどもが将棋に興味をしめし、その成長ぶりを親がつづったブログのことだ。吾輩も、こどもへの将棋の教え方について、多くの「親系」ブログでずいぶんと勉強をさせていただいた。とはいえ、少し気になる点もある。ひとつは親と子どもが一体化してしまって、主語がひとつになっていたりすること。もうひとつは、こどもが壁にぶつかってしまうと、ブログがなかなか更新されなくなることだ。

我が子が成長しているうちはいきおいよく更新されるのだが、将棋界の頂点は果てしなく高い。どんなにやる気があって才能がある子でも、いずれはどこかで壁にぶちあたってしまう(初段の壁→県代表の壁→全国タイトルの壁→奨励会の壁→プロの壁→昇級の壁→タイトルの壁→名人・竜王の壁→永世名人・永世竜王の壁……)。たいていは壁にぶつかったところで、ブログも休止となってしまう。まるで将棋の楽しみ方が、我が子の勝利以外には何もないようで、とても残念なことだ。

吾輩の興味の中心は、我が子の成長や強豪の育成ではない(もちろん、そういう楽しみもあるが)。それよりも、将棋のおもしろさをもっと広めることにある。ふつうの「親系」ブログとはちょっと雰囲気の違う、「こどもと将棋をしよう!@柏」のよしはる氏の活動[こども将棋合宿・小学校でのチャレンジタイム・大会の運営など]を、一番の参考にしているのだ(ブログのタイトルをパクってしまって申し訳ない……)。 cat

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「プロ棋士対コンピュータ」本当の危機とは?

日本将棋連盟の米長会長がPCソフトと対戦するというウワサがある。現在のPCソフトは並のプロ棋士がおそれをなすほどのレベルに達しているらしい。しかし、本当の危機は、プロ棋士よりもコンピュータの方が強くなり、プロの名人が負けてしまうことにはない。なぜなら、将棋に限らず、プロ競技の世界では本当に重要な価値は“強さ”ではなく、“人気(興行的価値)”にあるからだ。たとえば、イチローの年俸は何億円単位だが、そのような高収入を得られる理由は、単にイチローが野球がうまいからではない。イチローを見たさに客が集まり、イチローグッズが売れ、イチローを応援するスポンサーがつくからだ。

「将棋倶楽部24」にプロ棋士Xが登場してもさほど話題にならないのに、PCソフトが登場すると観戦者が大勢集まり、PCソフトに勝った人間には大きな賞賛が送られた。そのようすがマスコミにも取り上げられたという事実(「コンピュータがネット将棋の頂点に!」)がある。この事実(=プロ棋士よりもPCソフトのほうがニュースとしての価値が高いこと)は、プロ棋士がPCソフトに「将棋倶楽部24」のレーティングで抜かれたり、直接対局して敗れたりするよりも重い。つまり、吾輩の中では、すでにプロ棋士はPCソフトに敗れたのだ。

興行的人気を別にすると、プロ棋士の売りは、将棋の強さとそれにもとづく将棋を教える力のはずだ。もしも、「プロ棋士に将棋をならうより、PCソフトや携帯ゲームを相手に遊んだほうがおもしろいし、将棋が上達する」という時代がくれば、プロ棋士の存在価値自体が本当にあやうくなる。いまだに日本将棋連盟からは、将棋初心者を指導するための決定版となる本はでていない。そろそろプロ棋士(とくにトップクラス以外の棋士、引退棋士・女流棋士を含む)には、“本気で”初心者指導法を研究してほしい。cat

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2011年6月28日 (火)

菅井四段の師匠 井上慶太九段

棋界の名伯楽 将棋棋士・井上慶太さん
菅井竜也四段の師匠である井上慶太九段(47)の名伯楽ぶりが産経新聞で取り上げられた。7人の弟子を抱え、現在はそのうちの3人がプロ入りを果たしている。

「プロ入りした稲葉陽五段(22)と菅井竜也四段(19)、船江恒平四段(24)の3人は子供のころからよく知っています。小さいころはやんちゃで子供らしい子供でした。」
「最初のころは戦法面や技術的なことを指導してきたかもしれません。それよりも将棋に対する姿勢、ひたむきさの方を口にすることが多かった。本人らも十分に分かっていて、プロ棋士になるには自分なりに努力しないといけないと自覚していました。3人は個性、人柄ともよいものを持ってます。ファンから愛される棋士になってほしいですね。」(6月27日『産経新聞』より)

多くの弟子を抱えながら、自らもA級~B級1組で活躍をつづける井上慶太九段。将棋のプロの世界では、師匠は弟子にほとんど指導をしないと聞く。しかし、井上九段は少しの時間でもおしんで弟子たちと将棋を指し、アマチュアが見ている前で負けるのも苦にしないという。格好をつけず、最新情報を弟子たちから学ぼうという真摯な姿勢があるのだ。菅井四段とともに、井上慶太九段をみんなで応援しよう。cat

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プロを目指さなくても、十分に将棋はおもしろい

全国各地で「小学生倉敷王将戦」の予選が行われている。「全国大会で活躍して奨励会へ入り、いずれはプロへ……」と、夢を描いているこどもたちもいるはずだ。残念ながら、最後の予選で負けてしまってボウ然としている子もいるだろう。県代表になれても、全国では通用せずガク然とする子もいるかもしれない。

しかし、いずれもそんなにガッカリすることはない。たとえ奨励会やプロ、あるいは全国レベルのアマチュア強豪になることが難しいとしても、将棋までやめてしまう必要はないのだ。小学生時代に県代表として活躍していた子が、中学生になって(いろいろと事情はあるのだろうが)大会に出てこなくなるのは、さびしいことだ。個人戦は無理でも、高校生や大学生・社会人となって、仲間と団体戦をたたかうという楽しみ方だってある。もちろん、家族や友だちと楽しんだっていい。大人になって、いつか親になったり、学校の先生や児童館の職員になったりするかもしれない。どんな形でもいいから将棋にかかわりつづけてほしい。

吾輩の考えでは、「将棋が強い“だけ”の人」よりも「将棋を教えるのがうまい人」「将棋の楽しさを伝えられる人」のほうが、はるかに価値がある。予選で負けたとしても、まだまだ小学生だ。将棋人生をおわりだと思わないでほしい。 cat

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竜棋会(菅井竜也後援会)と合同で…

山崎一先生と、その師匠の藤原雄三先生のご尽力で「福成キッズ将棋教室」と「竜棋会(菅井竜也後援会)」合同の画期的なイベントを計画中。もしも実現すれば、おそらく岡山県の将棋史上初ではないだろうか? 楽しみではあるが、準備期間がみじかい……。なんとかして、うまくいってほしい。幸運を祈る!cat

2011年6月27日 (月)

プロに聞く将棋上達法 番外編

「プロに聞く将棋上達法」は前回でひと区切りがついたのだが、最後にもうひとりだけ紹介したい棋士がいる。その独特の棋風(小学生のような早指し)で有名な、第12代小学生名人 “マッハ”こと田村康介六段だ!

『小学生将棋名人戦 公式ガイドブック』(小学館)より
田村康介の巻

「小6のときは年に1万局くらい道場で指していて、自分よりたくさん指している子供はいないと思っていました。……子供大会で9割以上優勝、自信満々、圧倒的に自分が強いと思っていました。……小学生のみなさんには『本など読んでいないで、指して、指して、指しまくれ!』とアドバイスしたいですね。」

これまでプロ棋士によるさまざまな将棋上達法を紹介してきたわけだが、それらがすべてぶっ飛んでしまうような豪快な意見だ! とはいえ、菅井竜也四段は奨励会時代、ネット将棋で年に1万局は指していたらしい。山崎少年と片上少年は、広島将棋センターで1万局以上対局したらしいし、プロとアマでそれぞれ日本一となった谷川兄弟も、2人で5000局は指したという。小学生のうちは、難しいことは考えずにひたすら指しまくるというのも、アリかもしれない。cat

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プロに聞く将棋上達法8(つづき)

とてもスジ悪で「これじゃ何年たっても有段者にはなれそうにないんじゃないか」と思えたそのお客さんが、毎日、ねっしんに通ってくるというのだ。それからいったいどうなったのか? 気になるつづきを聞きだそう!

『5人の一流棋士が明かす 将棋マル秘上達法』(奥山紅樹著)より
中原誠の巻(つづき)

「みていると、その人(Aさん)は相手をえらばず、誰とでも『お願いします』と駒を並べる。……そのうちにAさんの棋力が少しずつ上がってくるのです。はじめは目立たなかったが、とうとう有段者になりました」

「一方、この人はスジがいいな、と思える方でも、いつも気の合った相手としか指さない。自分より弱い客と指すときは、軽く流すように指す。みていると、この人(Bさん)はそのうち上達が止まりました。上達するのは、スジのいいBさんの方ではなく、スジ悪でもAさんのようなタイプだと、わかりました

師匠の道場で手合係をつとめた8年間、「こうしたケースを数多く見てきた」と中原名人は語る。おそるべき、中原少年の観察力だ。「自分よりも少しだけ強い人と指すのが、上達には一番よい」とよくいわれるが、理想的な相手がいつもまわりにいるわけではない。自分より弱い人や、うんと強い人しかいないときもある。そういうときでも、ぎりぎりの勝負になる手合いで“ねっしんに”指す。これが中原流上達法のポイントだ!cat

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プロに聞く将棋上達法8

長期にわたってつづいてきたこの連載、一流プロ棋士による「マル秘上達法」も、とうとう最終回をむかえる。いよいよ真打ち・中原名人の登場である。強くなりたいと願うアマチュアというものは、プロ棋士の顔さえみれば上達法を聞かずにはいられないのだ。当時の最強名人の口から、なんとかして上達法の決定版を聞きだそう!

『5人の一流棋士が明かす 将棋マル秘上達法』(奥山紅樹著)より
中原誠の巻

相手をえらばずねっしんに将棋を指す、ということはプロ・アマを問わず最良の上達方法ではないかと思いますね……」「実は、私は中学入学から8年ぐらい師匠の経営する将棋道場で手合係をやっていました。そこでいろんなタイプのアマの方をみてきました」「スジのいい人もいる、スジの悪い人もいる。……その中で、この人はとてもスジ悪で、これじゃ何年たっても有段者にはなれそうにないんじゃないか、と思えた人がいました。ところが……」

“未来の名人”中原少年の目がとらえたアマ棋客・上達するタイプとは?(次回につづく)cat

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2011年6月26日 (日)

【速報】 「倉敷王将戦」倉敷市予選の結果

昨日につづいて、またしても福成キッズの優勝!
昨日の岡山県予選につづき、 「第10回 全国小学生倉敷王将戦」倉敷市予選が行われた。ふつうの県の場合は、県予選で負けてしまえばおしまいだ。しかし、倉敷市にすんでいるこどもたちは、主催者特別枠として敗者復活戦がある。主催者の方々と、自分が倉敷市にすんでいる幸運に感謝しなくてはいけないぞ。

高学年の部(代表1名)
優勝:狩山幹生(小4:名人記念館教室)
準優勝:篠原俊輔(小6:名人記念館教室)
※岡山県予選ではあと一歩で涙をのんだ(第3位)狩山くんが、今年の岡山県小学生名人の篠原くんを破って代表となった。昨年の低学年岡山県代表につづいての2年連続代表だ。

低学年の部(代表1名)
優勝:小林彩乃(小3:福成教室・名人記念館教室)
準優勝:荒瀬啓介(小2:水島教室・名人記念館教室)
※倉敷市からはるばる福成教室に来てくれている小林さんが優勝。岡山県予選につづいて福成教室からの代表となった。福成教室でおなじ学年のTお姉さんと出会い、ライバル意識をもって練習にはげんだのがよい結果につながったようだ。ライバルの女子2人は、「岡山県こども将棋教室交流戦」のガールズクラスにも、ぜひ出場してほしい!

倉敷市代表の方々、おめでとうございます! 岡山県代表の方々とともに、地元倉敷でのご活躍を期待しております。cat

写真入りの詳細は、こちら。→「水島子ども将棋教室」

本日も福成キッズ大活躍!

現地応援の山崎一先生より、速報があった。本日、6月26日(日)「アマ名人戦」の岡山地区大会が山陽新聞本社で行われ、C級で福成キッズ将棋教室のO・Sくん(小6)が優勝した! 素質はあるのだから、現状に満足せず、来年はB級や中学生大会での活躍をお願いしますよ。cat

お母さんにすすめる将棋の本1

このブログの管理人(管理猫)は正体不明のはずなのだが、困ったことに、ふいに「あなたが管理人では?」と声をかけられることが増えてきた。これまでえらそうに「将棋上達法」について語ってきたので、「教えるのがうまいんじゃないか?」とか「本当は将棋も強いのでは?」と誤解されそうでヒヤヒヤものだ。現実には、教え子もなかなか上達しないし、自分自身もあまりの弱さにあきれてしまうほどだ。……というわけで、ブログの内容をもっと初心者・初級者・お母さん向けに下方修正するつもりだ。

最近、とても面白い本を何冊かみつけたので、「お母さんにすすめる将棋の本」として、ご紹介していきたい。第1回は、
南Q太著 マンガ 『ひらけ駒!(1)』(モーニングKC)
※こどもが将棋に興味をもったお母さん向け。

ふつうの将棋マンガはこども(あるいは対局者)が主人公で、奨励会からプロを目指したり、強敵と戦ったりするわけだが、この『ひらけ駒!』の主人公はお母さんだ(作者も女性)。なぜかこどもが将棋にはまってしまい、それをきっかけに、お母さんも少しずつ将棋に興味をもつ。まずは将棋そのものよりも、イケメン棋士や周辺エピソードから入っていく。そのお母さんがこどもにつられて、しだいに戦いの場へと……。

吾輩も1巻しか読んでいないので、これ以上のことはわからないが、2巻以降が楽しみだ!cat

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2011年6月25日 (土)

【速報】 「倉敷王将戦」岡山県予選の結果

再び、ダブル県代表!
気になる本日の 「第10回 全国小学生倉敷王将戦」岡山県予選であるが、いったいどうなったのであろうか? 結果からいうと、高学年・低学年とも決勝戦は、山崎一先生の教え子対決(福成教室 vs水島教室)となり、複雑な心境で見守ることとなった。
※山崎一先生は、「水島子ども将棋教室」にも補助講師として、指導に行かれている。事前には知らされていなかったが、高学年・低学年とも代表枠が2名となったので、4人とも代表権をかちとることができた。団体戦につづいて、またも教え子のダブル県代表となった。

高学年の部(代表2名)
優勝:河端佑一郎(小6:水島教室・名人記念館教室)
準優勝:高石雅人(小6:名人記念館教室・福成教室・岡南教室)
※河端くんは、昨年の「倉敷王将戦」高学年倉敷市代表。高石くんは、昨年の「小学生名人戦」岡山県代表。本日は6年生が最終学年の意地をみせて、5年生・4年生の挑戦を振り切った。

低学年の部(代表2名)
優勝:伏見亮則(小2:福成教室・岡南教室)
準優勝:斎藤義弘(小2:水島教室)
※伏見くんは、4月3日の「2011こども将棋大会」低学年の部第3位。斎藤くんは、前回の「岡山県こども将棋教室交流戦」D組(初心者クラス)全勝優勝。決勝は、のびざかりの2年生対決となった。

岡山県代表の方々、おめでとうございます! 倉敷でのひと暴れを期待しております。一方、今日敗れた倉敷市のこどもたちには、明日の倉敷市予選でも熱戦を期待しているぞ。cat

写真入りの詳細は、こちらと、→「水島子ども将棋教室」
こちら。→「岡山県将棋情報」

ネットでひろった将棋上達法2

某掲示板でみかけた書き込みより(読み人知らず)。

【初段になれない人の特徴】~思いあたるところは、ないだろうか?~

  • 得意戦法は持っているが、定跡がうろ覚えなので序盤で敗勢になることもよくある。
    得意戦法の定跡本を1、2冊でいいからよく読む。
  • 指し方が雑でよく考えずに指すことが多い。
    →30秒でいいからキチンと考えて指し、終わったら検討する。
  • 3手詰めは考えればだいたい解けるが、5手や7手になると苦戦する。
    3手、5手、7手の詰将棋本を1冊ずつでいいからよく読む。
  • 基本的な必死本や駒別の手筋本を読み込んだことがない。
    必死本、駒別の手筋本を1冊ずつでいいからよく読む。
  • 得意戦法の棋譜を並べたことがない。
    得意戦法の棋譜を30局でいいから繰り返し並べる。

初心者向けというよりは、中級者向けかもしれない。いまとなっては誰の言葉かまったくわからないのだが、妙に納得したので、吾輩もこれを信じている。歩みはカタツムリのようにたいへんのろいが、なんとか達成しようと少しずつ実行中である。cat

プロに聞く将棋上達法7(つづき)

1年は待ち切れない、もっとてっとり早く上達したい……という人のために、なんとかならないものだろうか?

『5人の一流棋士が明かす 将棋マル秘上達法』(奥山紅樹著)より
米長邦雄の巻(つづき)

A「そういう気持ちはよくないですねえ。飛躍をしようと思えば、まずトレーニングの量を積まなければいけない。」「1年で1段ずつ上がれば、ゆっくりしているようで大変なスピードですよ」

Q「『次の一手』を考えるだけでいいのですか?」

A「もしそれで不満なら、『次の三手』を考える。指始図をじっとみて、指了図を頭に描くレッスンをする。……ちょこちょこっと考えずに、慎重に何度もヨミを入れる。もっといい手はないかと検討する。……真剣に考えるのが基本ですよ」

ネット将棋の手軽さに比べると、なんとも面倒で時間がかかる。しかし、効果は多くのアマチュア強豪からも保証されている。ネット将棋などもちろんなく、よい棋書も簡単には手に入らない時代、「竜棋会」会長の藤原雄三先生も新聞の将棋欄を活用して練習していたらしい。単純なようでも、工夫次第でいろいろな訓練になりそうだ。真剣に、自分の頭で、とことん考えてみよう!(次回、最終回は中原誠の巻)cat

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プロに聞く将棋上達法7

今回は、日本将棋連盟 現会長の米長邦雄永世棋聖の登場である。軽妙なおしゃべりで有名な方だが、将棋上達法についてはどのようなアイデアをおもちなのだろうか?

……もし本気で強くなりたいと思うのなら、だまされたと思って実行すれば、すごく弱い人が年齢に関係なく、アマ高段の実力を身につけられる方法があるという。じっさい、米長永世棋聖が囲碁においておなじことを実行し、強くなることに成功したらしい。

『5人の一流棋士が明かす 将棋マル秘上達法』(奥山紅樹著)より
米長邦雄の巻

そこに浮かび上がってきたのは、意外や意外、「新聞の将棋欄を利用して、確実に強くなる秘法」。

  • 毎朝、プロの棋譜がのっている新聞をひろげて、将棋欄の指了図(小さい方の図面)をみる。
  • そこで、先手・後手どちらの手番かをたしかめた上で「次の一手」を考える。考える時間は長いほどよい。
  • 次の朝、自分の差し手の予想が合っていたかどうかを検討し、またその日の指了図へ。
  • これを毎日くり返す。休むことなく1年続けると級位の者は必ず初段に、初段の者はさらに1段上へ進むことができる。

「1年は待ち切れない、もっと早く上達したい」という人のためには、なんとかならないのだろうか?(次回につづく)cat

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2011年6月24日 (金)

いまさらながら、こども将棋ブログの威力

昨年末より「スパイラル将棋センター」主催の大会にお世話になっていて、すでに高松遠征は5回を数えた。先日「スパイラル1周年記念大会」があったということは、「スパイラル将棋センター」は1年前にできたということだ。

1年以上前は「しど将棋クラブ」という名でさぬき市で活動していたようだ。「こども将棋団体戦」などで名前だけは聞いたことがあったが、どういう道場(クラブ)なのか、まったく知らなかったし、あまり興味もなかった。移転後の活動内容を知ったのは、ブログ「スパイラル将棋センター【香川県将棋情報】」のおかげである。JFEこども大会でチラシを受け取って興味をもち、ブログをのぞいたのが遠征のきっかけとなった。チラシだけでブログがなければ、遠征することはなかったと思う。

津山遠征をするようになったのも住所不定玉先生のブログ「岡山県将棋情報」がきっかけだし、岡南公民館に遊びにいくようになったのも「ゴロン太先生のブログ」がきっかけだ。両ブログがなければ、津山教室も岡南教室も名前しか知らず、どのような教室なのかを知る手がかりがなかった。

じつは、吾輩の記事への住所不定玉先生のコメント書き込みがなかったら、明日の「倉敷王将戦」岡山県予選も欠場する予定だった。じっさいは、住所不定玉先生の音頭により、こどもたちを何人かさそって参加する。いまさらながら、こども将棋教室・将棋道場ブログの威力におどろかされる。cat

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「倉敷王将戦」岡山県予選に参加しよう(再掲)

とても大事なことなので、何回でも書く。

いよいよ明日6月25日(土)は「倉敷王将戦」岡山県予選だ。ところが、翌26日(日)に倉敷市予選というものもある。倉敷市にすんでいて、倉敷市予選だけにでるつもりの子もいるだろう。

……しかし、25日(土)には県北の津山教室から“12名”が遠征してくるらしい。せっかくだから、倉敷市の子も25日(土)・26日(日)の両方にでて、大会をもりあげようではないか? 津山の子も、せっかくはるばる遠征してくるのだから、倉敷の子と交流したいはずだ!

あと主催者に未確認の情報で申し訳ないのだが、岡山県の高学年代表枠が2名になるというウワサもある。これがもし本当なら、思わぬ伏兵のサプライズ代表もありえるぞ!

「第10回 全国小学生倉敷王将戦」
岡山県予選:6月25日(土)、倉敷市予選:6月26日(日)
いずれも9:00~受付 倉敷市芸文館202会議室 当日参加可
高学年、低学年別! チラシは、こちら。→「ousyousen.pdf」

6月25日(土)は倉敷市芸文館に集合だ。もしもトーナメント戦だった場合、負けてもすぐには帰らず、負けた子どうしが集まって交流戦をしよう!cat

西日本の大会、イベント情報ならココ

とにかく、夏休みは各地で将棋大会・将棋イベントが目白押しだ。とくに、夏休みを利用して遠征を考えているきみたち。西日本の大会・イベント情報を調べるなら、ココを必ずチェックしよう! 大会だけではなく、泊まりがけで集中特訓ができる「将棋合宿」の案内もあるぞ。

「大会・イベント情報 【関西将棋会館】」(「関西将棋会館」サイトより)

大会の告知だけでなく、過去を含めて、すでに終了した大会の結果ものっている。参加する大会を選ぶさいに、おおいに参考にしてほしい。cat

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ネットでひろった将棋上達法1

連日、怒濤の更新を続けているため、そろそろネタ切れの危険性がせまってきた……。というわけで、「ネットでひろった将棋上達法」の連載をはじめたい。今日のところは、コレでどうだ!

「将棋上達法その1(かみさまの場合)」(「かみさまの独り言」コラムより)

上記の将棋上達法はとてもおもしろいのだが、「その2」以降がどこにも見つからない。気になるなあ……。なお、「プロに聞く将棋上達法7」米長邦雄の巻は、お昼すぎに更新予定。cat

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2011年6月23日 (木)

「クローズアップ現代」そんなによかったかな?

将棋は遊びか? 習い事か?
5月31日にNHKの「クローズアップ現代」で将棋がとり上げられ、将棋のさまざまな効能がほめたたえられていた。……が、吾輩は番組をみて妙な違和感を感じた。某巨大掲示板でもおなじような感想が多かったし、もしも新井田先生がみていたら同様だと推測するので、あえて書く。

よく「将棋は日本の伝統文化」だといわれるが、吾輩の考えは、プロ棋士や将棋教室の先生方とはちょっと違う。吾輩の考える伝統文化とは、礼儀作法や駒の並べ方・プロの格式・芸術的な高級盤駒のことではない(もちろん、礼儀はひじょうに大切だし、盤駒などの芸術性は素晴らしいことだが)。おじいちゃんと孫などの家族や親戚、あるいは友だちの間で、遊びとしての将棋が伝わりつづけることだ。

たとえ将棋教室をやめたとしても、大会で活躍する強豪になれなかったとしても、友だちや自分の家族(こども・孫・配偶者)に将棋の楽しさを伝えてくれて、いっしょに将棋で遊んでくれれば、文化の伝承としては成功したといえる。逆にいえば、どんなに将棋教室や将棋大会がさかんになったとしても、単に「頭のよくなる習い事」としてこどもにやらせているだけで、受験期になれば用済みなのであれば、文化の伝承としては失敗している(もちろん、礼儀や集中力などのよい影響はあるだろうが)。
※受験生をかかえる保護者のあいだでは、「どのタイミングで将棋をやめさせるのが一番よいか?」などという議論まであるらしい。

将棋をすれば→将棋が強くなる。将棋が強くなれば→将棋がもっと面白くなる。それで十分ではないだろうか?cat

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プロに聞く将棋上達法6(つづき)

「忙しい人がどこでもできる」「時間のかからない」「しごく簡単な上達法」そんなにうまい方法があるとは思えないのだが……。そのうまい方法というのは?

『5人の一流棋士が明かす 将棋マル秘上達法』(奥山紅樹著)より
二上達也の巻(つづき)

「本気でやる気を出す、ということが大前提ですが……頭の中で、少ない時間でやれることなんです。つまり、プロの棋譜を、完全に暗記するってことです」「棋士の指した棋譜を初手▲7六歩△3四歩から暗記していくのです。毎日4~5手ずつでもいいし、……いや1手ずつでもいい」「ただし一つだけ暗記上のポイントがあります。それは、実際に頭の中に盤面を思い浮かべ、駒を頭の中で動かしながら暗記していくということです」

自分の好きな棋士のものでも、将棋の内容のおもしろいものでも、どんな棋譜でもいいらしい。毎日少しずつおぼえて、1局が終わればまた1局とおぼえていく。こうすることによって、多忙な人でもかなりの棋力上達が可能だという。おそらく棋譜並べの効果とともに、“脳内将棋盤”の性能アップという副産物があるのだろう。プロの棋譜のエキスをじっくりと吸収しよう!(次回は米長邦雄の巻)cat

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プロに聞く将棋上達法6

「プロに聞く将棋上達法」はもう少しつづく。8人分の記事を用意しているので、残りは3人だ。その6は、二上達也九段である。

これもまた古い本だが、『5人の一流棋士が明かす 将棋マル秘上達法』(奥山紅樹著)からご紹介しよう。二上達也九段はタイトル獲得通算5期の強豪だが、いまでは羽生さんの師匠としての方が有名だろう。

二上達也の巻

Q「かりにいま、年のころは35歳のサラリーマンがいたとします。この人はひじょうにいそがしい。……毎日残業、残業で、そのうえ通勤時はラッシュのため棋書も読めない。」「しかし、この人は将棋が好きなんです。ヒマがあれば将棋を指したい、強くなりたい、といつも思っている。棋力は3級くらい。」「家には2人の幼児がおり、家庭サービスで休日、将棋を研究するヒマもない……」「何かうまい方法がありますか?」

A「ありますよ。うまい方法があります。……しごく簡単なものですがね」

世の中、そんなにうまい話はないsign01はずだ。でも、もしも本当の話だとすれば、それはいったいどんな上達法なのだろうか?(次回につづく)cat

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2011年6月22日 (水)

森内新名人誕生!

「第69期 名人戦七番勝負」は、またも羽生対森内の対戦となった。かつてはデパートのこども将棋大会で戦った小学4年生からのライバルが、40歳となってもライバルでありつづけ、いま名人戦の場で対局しているという、まるでマンガのような設定だ。森内3連勝、羽生3連勝のあとをうけて、いったい第7局の結果はどうなるだろうか? → いよいよ終盤。森内挑戦者やや優勢か? → もはや勝勢か? → ついに羽生名人投了、竜王戦の大逆転の再現はならず! この2人のライバル関係は、まだまだつづきそうだ。

朝日新聞社の記事は、こちら。→ 「森内九段、名人奪還(動画あり)」(asahi.com より)

毎日新聞社の記事は、こちら。→ 「森内が名人復位」「森内奪還 名人戦第7局(動画あり)」(毎日jp より)

おすすめの本は、こちら。→ 「羽生 VS 森内百番指し」(毎日コミュニケーションズ)
※棋譜並べに最高!

また、You Tube から、第66期 名人戦をとりあげた「将棋 宿命のライバル森内俊之 vs 羽生善治」を、あらためてご紹介しよう。cat

将棋 宿命のライバル森内俊之 vs 羽生善治 1/4

将棋 宿命のライバル森内俊之 vs 羽生善治 2/4

将棋 宿命のライバル森内俊之 vs 羽生善治 3/4

将棋 宿命のライバル森内俊之 vs 羽生善治 4/4

DVD(94分)は、こちら。→ 「プロフェッショナル 仕事の流儀 名人戦 森内俊之 VS 羽生善治 最強の二人、宿命の対決」( NHKエンタープライズ)

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「倉敷王将戦」岡山県予選に参加しよう

いよいよ6月25日(土)は「倉敷王将戦」岡山県予選だ。ところが、開催地の特権で、翌日に倉敷市予選というものがある。つまり、倉敷市にすんでいるこどもは、岡山県予選で敗れても、翌日に敗者復活戦があるのだ。なんと、うらやましい……。

……まあ、“倉敷”王将戦だからそれはいいとして、ここ最近は岡山県予選でも倉敷市のこどもが優勝している(他地域のこどもには余計なプレッシャーがかかるから?)。そのため、倉敷市から代表2名、その他の地域から代表0名という状況なのだ。つまり、「岡山県代表・倉敷市代表」のはずが、「倉敷市第1代表・倉敷市第2代表」になってしまっている。ことしこそはそんなことのないように、岡山市・津山市・玉野市・笠岡市・総社市・瀬戸内市・井原市・鴨方町……のこどもたちの奮起をうながしたい。勝負の結果はともかく、せめて参加者数だけは負けないようにしよう!

「第10回 全国小学生倉敷王将戦」
岡山県予選:6月25日(土)、倉敷市予選:6月26日(日)
いずれも9:00~受付 倉敷市芸文館202会議室 当日参加可
高学年、低学年別! チラシは、こちら。→「ousyousen.pdf」

6月25日(土)は倉敷市芸文館に集合だ。もしもトーナメント戦だった場合、負けてもすぐには帰らず、負けた子どうしが集まって交流戦をしよう!cat

2011年6月21日 (火)

将棋大会を選ぶ5つの条件

以前「満足度の高い将棋大会とは?」というアンケートを行った(下に再掲)。吾輩もすでに数十回こどもたちを連れて大会に参加している。アンケート結果も参考にしながら、参加する大会を選ぶ基準を述べてみたい。

【条件1】実力のあった相手と対局できる。
※クラス分けがあると○。
※過少申告を防いでくれる主催者は、とてもありがたい。

【条件2】たくさん対局できる。
※リーグ戦、あるいはスイス式は○。
※予選+決勝トーナメントのばあいは、予選の対局数しだい(最低でも4局)。

【条件3】上位入賞以外にも楽しみがある。
※「JT杯」の自由対局、「怪童戦」の敗者戦は○。
※単純トーナメントで“負けたら終わり”は×。たとえ指導対局がついていても、指導対局に興味がないこどももいる。

【条件4】対局時間が十分にある。
※「JT杯」の「(対局開始15分で)3分切れ負け」は×。秒読みがよい。
※最初から時計を入れるなら、最低でも「10分+30秒」か「20分切れ負け」で。

【条件5】代表決定戦の場合は、公平性も重要。
※事前にルールを徹底してほしい(もめごとや不満をよく聞く)。
※代表を複数選ぶばあい、単純トーナメントだとクジ運で代表が決まる。

【その他】一番判断に困るのは、情報のない大会。
※遠くまで遠征して“ガッカリ”では困る。
※ネットで検索して、過去の大会のようすを調べてから参加している。

こども将棋に限らず、将棋に関心のある方・将棋大会に参加したことがある方、観戦したことがある方の投票をお待ちしております。ご協力をお願いいたします。お子さまや、教室の生徒さんのご意見の代筆でもOKです!(ただし、1台のPCからは1回しか投票できません。)cat

【動画】羽生名人の本当のすごさ(再掲)

永世名人有資格者どうしの名人戦。森内九段が出だしから3連勝し、土俵際まで追い込まれた羽生名人であったが、逆に3連勝と盛り返している。いよいよ今日、明日が最終決戦だ。

さすがの羽生名人も、七冠時代の圧倒的な強さは影を潜めてしまったようにみえる。衰えがはじまってしまったのか? 真田七段の解説により、羽生名人の本当のすごさが理解できる。(この真田七段の解説が、おそろしくわかりやすい。)

真田七段の解説動画は、こちら。→「[森内九段の凄さ=羽生名人の凄さ]@真田七段 」

簡単にいえば、いま羽生名人は“自らの理論を身につけた自らのコピー”と戦っている。しかも、その理論はすでに(プロを目指している)小学生にも理解可能なほど言語化・体系化されているという。ネット将棋の普及とともに、この言語化・体系化が将棋が強くなるための「高速道路理論」の2大核心なのだろう。

というわけで、森内十八世、羽生十九世につづく、二十世名人はいったい誰なのか? 「旧世代 vs 新世代」の戦いに、期待もこめて投票してほしい。ご協力、よろしくお願いいたします!cat

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【速報】里見香奈 奨励会で5連勝!

里見香奈女流三冠(関西奨励会1級)は、6月19日の例会において3連勝して連勝を5にのばし、通算で6勝1敗となった。最短ではあと3連勝すれば、“事実上”女性でははじめての入品(初段昇進)となる。これまで女性の正棋士(四段)はひとりも誕生していないが、いったいどこまで昇段できるだろうか? 連勝がのびるにつれて、「四段になれる!」という意見がだんだん増えたきたようだ。まだのみなさんはぜひ投票してほしい。cat

2011年6月20日 (月)

いよいよ「倉敷王将戦」岡山県予選・倉敷市予選(改訂)

いよいよ今週末は小学生の全国大会予選だ! 「小学館・集英社杯 小学生名人戦」が春の甲子園だとすると、「全国小学生倉敷王将戦」は夏の甲子園である。春と夏の一番の違いは、「倉敷王将戦」は高学年と低学年にわかれて戦うということだ。つまり、名人戦では上位を争えなかった低学年の中級者・上級者にも、大きなチャンスがあるのだ!

「第10回 全国小学生倉敷王将戦」
岡山県予選:6月25日(土)、倉敷市予選:6月26日(日)
いずれも9:00~受付 倉敷市芸文館202会議室 当日参加可
高学年、低学年別! チラシは、こちら。→「ousyousen.pdf」

昨年の岡山県予選のようすは、こちら。→「岡山県将棋情報」
昨年の倉敷市予選のようすは、こちら。→「水島子ども将棋教室」

低学年のみなさんは、ふとしたきっかけで急激に伸びることがある。極端にいえば、ふだんより一生懸命考えることによって、大会中に何かをつかんで強くなることだってあるのだ。とくに3年生のみなさんは低学年最後の年なので、ぜひ参加してみてほしい。参加してみないことには、何もおこらないのだから。

一方、6年生のみなさんは、全国につながる大会は、これが小学生最後となる。6年生の執念が上まわるか? 伸びざかりの4年生の勢いが上まわるか? はたまた5年生が漁夫の利をえるか? 泣いても笑っても、あとわずか。練習や体調管理に悔いのないようにすごしてほしい。cat

スパイラル「夏休み合宿大会」のご案内

8月6日(土)~7日(日)に香川県さぬき市において、「スパイラル将棋センター」の主催で「第4回 夏休み合宿大会」が行われる。指導のプロ棋士は、各地のイベントで大人気の室谷由紀女流初段だ!

〈会場〉クアパーク津田(香川県さぬき市津田松原地内)
 6日(土):さぬきうどん作り&試食会、団体戦、指導対局、自由対局など
 7日(日):将棋大会、指導対局など

※今年は、1日目の朝から2日目の夕方まで。
※お問い合わせ(Eメール)は、こちら。→ s-shogi@leaf.ocn.ne.jp
※詳細は、決まりしだいブログ「スパイラル将棋センター(香川県将棋情報)」にてお知らせ。

「スパイラル将棋センター」S支部長の本業は「うどん屋さん」だというウワサを耳にしたのだが……。将棋だけでなく、本場のさぬきうどんを食べてみたい人にも、おすすめのイベントだ。詳細の発表を楽しみに待とう(6月末~7月上旬に発表される予定)!cat

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「スパイラル1周年記念大会」遠征

6月20日より瀬戸大橋の通行料金が値上がりする。というわけで、6月19日(日)「スパイラル将棋センター」主催の「スパイラル1周年記念大会」B級と小学校低学年の部に、「福成キッズ将棋教室」のこどもたちと保護者合計7名と、「水島こども将棋教室」のお友だち1名が大挙参戦してきた。(もちろん、吾輩は自信がないので引率のみ。)

地図を確認不足だったため、朝いきなり会場をまちがえて遅刻、不戦敗寸前に到着するという、吾輩の失態からはじまった。その割には、大人の大会初参加にもかかわらず、こどもたちはがんばってくれたようだ。気になる結果だが……。

B級参加者6名のうち、A・Tくんはみごとに4勝1敗(第4位)の好成績。とくに5局目は千日手指しなおしの激戦のすえの勝利だった。N・KくんとT・Rくんはいずれも、「高松春の将棋まつり」小学生の部優勝者にリベンジをはたして3勝2敗と、見事に賞品をゲットした。その他のみなさんも、それぞれ勝ち星を挙げて、じゅうぶんに楽しんでくれたようだ。(大会終了前には、なんと、山崎一先生もサプライズ応援にかけつけてくれた!)

低学年の部も、1年生のT弟くんは上位入賞者(2位・3位)を倒すなど将来性十分だ。お姉さんもみごとに4勝をあげたし、大会後の自由対局や詰将棋でも、鋭い手を次々にくりだして、成長ぶりをみせつけてくれた。

上位入賞者については正式発表を待ちたいが……、吾輩がみたところでは、以下の方々が入賞されたようだ。

「スパイラル1周年記念大会」結果
 特A級
:優勝 山口直哉、準優勝 白井厚男
 A級:優勝 高橋寛文、準優勝 杉村涼太郎
 B級:優勝 梅澤庚正、準優勝 井上伊吹
 中学生+高学年:優勝 重藤大輝、準優勝 弘内奏楽
 低学年:優勝 國井大彰、準優勝 小川直樹 

【追伸】
大会へ参加するついでに、スパイラル将棋センターのS支部長とKお兄さんに「第7回 岡山県こども将棋教室交流戦」の特別ゲストとして招待状をお渡ししてきた。スパイラルのこどもたちの挑戦を、岡山のこどもたちも楽しみにまっているぞ。(優勝はしない程度に)がんばってほしい。cat

2011年6月19日 (日)

プロに聞く将棋上達法5(つづき)

将棋の本質が「斬り合い」「戦い」だとすると、いったいどうすれば戦いに強くなれるのか? 戦いに強くなるためには、2つのポイントがある。ひとつは、斬りちがえをおそれない精神をもつこと。そして、もうひとつはヨミである。そこで「大さばきに強くなるヨミ方」があるというのだ。

『一流棋士六人が語る とっておきの上達法』(奥山紅樹著)より
大内延介の巻(つづき)

「自分の都合の良い方向での独善ヨミでいい。……相手の駒が成り込んで来ようが何しようが、こっちも桂打って、角打って、びしびしと一方的に攻める。その方向で勝手ヨミをする。勝ちだと思えばためらわずにいく……どうもこのはげしい順では一手負けだ、と思えば仕掛けをあきらめる」

「こうして、強く踏み込む方向で絶えず局面をみるってことが、戦闘に強くなるヒケツです。本当に勝ちがあるかどうかは、ある意味では問題ではない。ヨンだ結果、自分に勝ちがあると思った。だからいく。このことが大切なのです。」

「気合い負けしない」「相手の得意戦法から逃げない」とは、プロ棋士の口からよく聞くことばだ。つい弱気になりがちな人も、勇気をもって戦ってみよう。将棋の本質は「格闘技」だったのだ!(次回は二上達也の巻)cat

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プロに聞く将棋上達法5

少し間があいてしまったが、忘れていたわけではない。「プロに聞く将棋上達法」のつづきをご紹介したい。

棋士には「攻め」や「受け」の棋風というものがあり、また、研究者タイプ・芸術家タイプ・勝負師タイプにわけることもできる。そのなかでも、激しく駒を交換しての斬り合いを得意としたのが大内九段だ。その棋風は、奨励会時代に見た時代劇映画の影響らしい。2人の武士が果たし合いをするというもので、決闘場面が、すさまじいものだったという。

『一流棋士六人が語る とっておきの上達法』(奥山紅樹著)より
大内延介の巻

「武士A、Bとも双方が恐怖にふるえながら刀を構えている。正面からにらみ合ったかと思うとワァーッと大声を上げてぶつかり刀を上段からふり下ろす。そのまま、どっとその場に倒れる。どちらも刀は急所をそれ、致命傷には至っていない。」「しばらくして武士A、Bは刀を杖【つえ】にむくむくと起き上がり、刀を構え……たがいにワァーッと大声。斬りつけ合う。もつれたままどっと倒れる。しばらくして、またもや2人がムクムク……大声、斬りつけ合う。倒れる。刀を杖によろよろ……」

「何という映画だったか、リアルな決闘場面でね。……そのとき『アッこれが将棋なんだな。これが将棋の本質なんだな』と思いましてね。……いらい、斬りつけ合い、倒れ合って起きあがった方が勝ちという大さばきの戦闘が、ボクの棋風となりました」

将棋の本質が「斬り合い」「戦い」だとすると、いったいどうすれば戦いに強くなれるのか?(次回につづく)cat

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2011年6月18日 (土)

女子将棋 普及プロジェクト1の追記

「女子将棋 普及プロジェクト」が、長野県の方々などに思わぬ反響をよんだので、追記をしたい。2009年度全国高等学校将棋選手権、女子団体戦「千葉県の幕張総合高校 vs 岡山朝日高校」の激闘だ。高校生の将棋は、全国大会といえどもなかなかマスコミに大きくとりあげてもらえない。せっかくの熱い戦いをうもれさせるのは惜しいので、今回は「将棋よろず屋の徒然日誌」さまからご紹介したい。(なお、岡山朝日高校メンバーのうちひとりは、ときどき「福成キッズ将棋教室」に遊びにきてくれている。)

▽女子団体戦ベスト4
 岡山朝日-防府(山口)、伊勢(三重)-幕張総合

岡山朝日は2-1の連続で勝ち上がってきている。……前年優勝の南山女子は本戦1回戦で岩村田(長野)に敗れた。岩村田も……伊勢に苦杯を喫している。昨年2位の韮山(静岡)は準々決勝で岡山朝日に敗れた。長野と静岡の激戦地区2県がともに4強に進めなかったのは25年ぶりである。
「将棋よろず屋の徒然日誌(高校選手権初日)」より

準決勝では岡山朝日と幕張総合が勝ち、いよいよ決勝だ。両校は予選でも対戦し、そのときは2-1で岡山朝日が勝っている。「予選で敗れたほうが決勝トーナメントでリベンジ」とは、大会でよく目にする光景であるが……。予選で勝ったほうにはプレッシャーがかかるのか、「おなじ手は2度目は通用しない」ということか。

岡山朝日の大将・副将は小学生のころから男子にまじって好成績を残し、中学生選抜の全国大会でも活躍した。三将は2人がさがしてきた初心者である。それに対して、幕張総合は、3人とも高校に入ってから将棋を覚えた、総合力のチームだ。まったく対照的なチームどうしの対戦となっている。三将戦では幕張総合が快勝、大将戦では岡山朝日が逆転勝ちとなり、ここまでは予選とおなじ結果だ。残る副将戦のゆくえは……

▽女子団体戦決勝 岡山朝日-幕張総合
岡山朝日が優勢になり攻め続けている。予選で敗れている幕張総合が懸命に粘り、とうとう逆転。2年ぶり4度目の優勝を決める。直後に3人で抱き合って号泣する。
この3人の涙には訳がある。前年も同じメンバーで優勝候補とされていたが準決勝で敗戦。しかも、1-1からMさんが投了したのだが、実は相手の最終手は反則だった。いつもは陽気なMさんだが、この時は悔し涙が止まらない。……4月からは師である顧問の三宅義蔵先生が異動でいなくなってしまう。……対局場を出て廊下でも3人の涙は止まらない。Mさんに「三宅先生に連絡した?」と聞く。……「先生、優勝したよ。やったよ」とぼろぼろの涙声で報告するのを聞いて、こちらの涙腺も危なくなった。
「将棋よろず屋の徒然日誌(高校選手権2日目)」より

いやあ、将棋って本当にいいもんですね。cat

おまけ。“伝説の教師”三宅義蔵先生のお顔は、こちら。→「初段になるための将棋勉強法(伝説の教師に会いに行く)」

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「ガールズ」クラス開催決定!

「第7回 岡山県こども将棋教室交流戦」のチラシには、「(参加を希望する)人数が少ない場合、『ガールズ』はなくなるかもしれません」とあるので、心配した人がいるかもしれない。しかし、ご安心をsign01 何人かの先生や保護者の方々に打診したところ、よいお返事をいただくことができた。というわけで、岡山県初のこども将棋大会「ガールズ」クラス開催決定sign03 だ。女子(将棋ガールズ)のみなさんは、安心してもうしこんでほしい。

ふだんの教室では女子が少なくて、さびしい思いをしている人もいるだろう。女子が1人しかいない場合は、とくにそうだろう。女子だけで集まって対局してみたい人や、他の教室の女子とお友だちになりたい人は、全員集合だ! 大会をきっかけに仲がよくなって、いずれおなじ高校に進学し、団体戦でいっしょに全国大会へ、な~んてことがあるかもしれないよ。

「第7回 岡山県こども将棋教室交流戦」ガールズクラス:女子のみ
※人数にもよりますが、「予選リーグ+決勝トーナメント」または
  「全員でのリーグ戦」の予定です。
※すくなくとも5局以上は対局できます。
※なんと、女の子だけのかわいい賞品つき!

もうしこみは8月7日(日)までに、かよっている将棋教室の先生まで。
くわしいチラシは、こちら。→「seito-you.pdf」

「福成キッズ将棋教室」広報担当:cat

2011年6月17日 (金)

初心者を脱するための将棋本1

まずは、得意戦法をもとう!

「初心者を脱するための将棋本」の第1回は、
藤井ひろし[マンガ]、高橋道雄[原作]『マンガでおぼえる棒銀戦法』(創元社)
※小学2年生くらいから。

「『どんどん攻めて、どんどん勝ちたい』駒の動かし方やルールなどをおぼえたあとは、だれしもそう思うでしょう。……いちばんはじめにおぼえる戦法としては、……原始棒銀がおすすめ。単純明快ながら、破壊力はばつぐん! また、指しながら数の攻めや銀の活用、と金づくりなどの基本手筋も、自然にマスターできます。」
(「はじめに」より、九段 高橋道雄)

ふつうの入門書でも、たいていは原始棒銀が解説されている。しかし、単に先手が後手をボコボコにして、「はいおしまい」というものが多い。本のとおりに相手が指してこなかったらどうなるのか? 自分が後手になって、相手が先に攻めてきたらどうなるのか? という疑問が残る。

この『マンガでおぼえる棒銀戦法』では、マンガを楽しみながら、原始棒銀戦法の手順だけでなく、他の戦いにも応用できる考え方・手筋もおぼえることができる。本のとおりに相手が指してこなかった場合の変化や、相手が先に原始棒銀で攻めてきたときの受け方もくわしくのっている。まだひとつも戦法をしらないこども、お子さまから「将棋を教えて!」と頼まれてこまっているお父さん・お母さんにおすすめだ。cat

【あわせて読みたい】
駒の動かし方やルール、頭金などの「詰み」の基本について知りたいなら、
藤井ひろし[マンガ]、加藤久康[原作]『マンガ版 将棋入門』(創元社)
※小学1年生くらいから。加藤久康=観戦記者の椎名龍一=遊駒スカ太郎。

【中学生以上にはこちら】
「棒銀戦法」について、もっとくわしく知りたいなら、
中原誠[監修]『勝つ将棋 攻め方入門』(池田書店)
※相手がどのような作戦できても棒銀戦法で攻撃できるように、棒銀戦法をいくつかのパターン[原始棒銀・矢倉棒銀・角換わり棒銀・対振り飛車棒銀]にわけて徹底的に学ぶ。完全にマスターすれば、これだけでも5級以上にはなれるはず。

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初心者を脱するための将棋本(予告編)

「初心者を脱するための将棋本」として、こんご以下のジャンルから1冊(プラス・アルファ)ずつ、おすすめの本をご紹介する予定だ。

  1. 得意戦法をもとう!(棒銀戦法の攻め方と受け方)
  2. 手筋を知ろう!(駒の上手な使い方)
  3. 3手の読みをしよう!(1手詰から3手詰へ)
  4. 目的をもって指そう!(序盤・中盤・終盤の目的)
  5. 敵の囲いを崩そう!(囲いの破り方と守り方)

すべてを身につけたら、初心者脱出どころか5級以上にはなれるはず。ただし、吾輩自身も完全にマスターできているわけではないので、あまり期待せずにまっていてほしい。cat

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2011年6月16日 (木)

6月のプロ棋士Xは、菅井竜也四段?

「24モバイル将棋道場」ソフトバンク版リリース記念特別企画により、「Xは誰だ」が復活した!

詳しくは、こちら。→「Xは誰だ?」

以前『将棋世界』誌上で企画され人気を集めた「Xは誰だ」。 この企画は「将棋倶楽部24」で、ある棋士が1か月間Xとして登場し、会員と対戦をするというもの。 今回は「日本将棋連盟モバイル」主催で、期間限定でXが復活。「将棋倶楽部24」でXと対戦もしくは観戦して、Xが誰かを当ててみよう。

6月のXのヒント……「若手振り飛車党」

どうも6月のXは菅井竜也四段ではないか? という説がある。

その根拠については、こちら。→「将棋のブログ(6月のXを推理する)」

本当に菅井四段なのかどうかは、吾輩にはわからないが……。「将棋倶楽部24」にアクセスできる読者の方は、挑戦あるいは観戦して、Xが誰かを予想してみてはいかがだろうか?cat

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「よい指導=よい手を教えること」か?

このブログでは、これまでに数多くの有名な将棋指導者の教え方をご紹介してきた。なかには、まるっきり正反対のことを主張している(ように見える)先生方もいる。なにか共通点はないのだろうか? これについて、いちど中間報告をしたい。

そもそも「よい指導=よい手を教えること」だけだろうか? 世の中のふつうの将棋の先生(こどもに教えているお父さん・おじいちゃん・お母さんも含む)のかなりの割合が、ここを誤解している気がする。いまの時点では、吾輩の考えは、

「よい指導=よい手を教えること」だけではないsign01
それよりも重要なのは、
「こどものやる気をひきだすこと、将棋をもっと好きにさせること」sign03

したがって、指導する戦法や指導の内容そのものは二の次・三の次で(もちろん、内容もきわめて重要だが)、どうすれば「やる気になってくれるか?」「将棋をもっと好きになってくれるか?」を真剣に研究する必要があると、吾輩は思うぞ!cat

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「第7回 岡山県こども将棋教室交流戦」のご案内

たいへん長らくお待たせしたが、いよいよ「第7回 岡山県こども将棋教室交流戦」の正式発表だ。くわしいチラシは、こちら。→「seito-you.pdf」

日にち 平成23年8月28日(日)

場所 岡山ふれあいセンター(小ホール) ※「南ふれあい」ではありません。
     岡山市中区桑野715-2 TEL:086-274-5151

大会のやり方 5組にわけておこないます。

A組:有段者、B組:1~4級、C組:5~8級、D組:初心者、
ガールズ:女子のみ

※どの組も、負けても4試合以上対局できます。
新しく「ガールズ」クラスをつくりました!
 女の子だけで集まって対局してみたい人や、
 他の教室の女の子とお友だちになりたい人は、もうしこんでください。
 女の子だけのかわいい賞品つき!

スケジュール 9:20~受付、10:00~対局、15:00~表彰式(予定)

出られる人 岡山県のこども将棋教室にかよっている中学生以下と、特別ゲスト。

もうしこみ 8月7日(日)までに各教室の先生まで。参加費は 500円 。

※会場の都合上、たいへん申し訳ないのですが……定員は120名です。

「大会でみなさんとお会いできることを、楽しみにしています!」
福成キッズ将棋教室 山崎 一(やまさき まこと)より

これまで偉そうなことばかり言ってきたのだが……。できたばかりの小さい教室で、大会を開くのもはじめてなので、たいしたおもてなしはできそうにない。あまり大きな期待はいだかず、広い心でみまもっていただけると、ありがたい。ご質問・ご要望は、コメント欄まで。広報担当:cat

女子将棋 普及プロジェクト4 番外編

吾輩は、当時のことはまったく知らないのだが、岡山県では倉敷青陵高校棋道部が2004年度に全国高等学校将棋選手権大会 女子団体において、岡山県勢初の優勝を勝ち取った。さらに翌2005年度にも準優勝を勝ち取り、前年に引き続き実力を証明したという。このときのエピソードが何か残っていないかと調べているうちに、あるひとつの記事を発見した。

2004倉敷青陵高校の女子団体戦全国制覇については、こちら。→「林風コラム 勘の威力」

なんとも信じがたい内容なので、もし当時のことを知っている方がおられたら、お話をうかがってみたいものだ。cat

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6月15日の福成キッズ将棋教室

本日の教室では、こども17名+見学者1名+強豪男女高校生2名+先生方4名+保護者の方々数名+大人のゲスト数名と、これまでで最も参加者が多かった。まことにありがとうございます! 前回とおくから見学にきてくださったK妹さんが、本日も来られ「次回から正式に入会したい」とのこと。これで、女子が最大4名となりそうだheart01 これまた大感謝である。これからも、福成キッズ将棋教室では、将棋ガールズを応援していきたい。

現在は「第2期 福成キッズ名人戦・順位戦」として、A・B・Cの各クラスでリーグ戦を行っている。その間、超初心者は詰将棋、強豪男女高校生はVSでの対局と、それぞれのレベルにあわせて練習が開始された。Tお姉さんはCクラスで白星街道をばく進し、ごきげんだった。

最後に、前回のAクラス優勝者Nくんが「どれだけ強いのか挑戦してみたい」とのことで、支部名人戦で岡山県代表となった強豪高校生に平手の真剣勝負でチャレンジした。ほんの一瞬チャンスがありそうにも見えたが、そんなわけもなく、まったくの気のせいだった。

「第7回 岡山県こども将棋教室交流戦」のチラシは、ただいま最終校正中。明日(6月16日)には完成しそうな勢いだ。お楽しみに!

今後の日程は、7月6(水)、20日(水)。cat

2011年6月15日 (水)

女子将棋 普及プロジェクト3(まとめ)

長野県の岩村田高校将棋部の強さの秘密にせまる最終回である。前年に全国ベスト8となった先輩たちは後輩へと夢を託して卒業していった。残された1年生は、三重大会の悔しさを忘れず雪辱に燃えた。先輩からもらった将棋の本は、表紙がすり切れてぼろぼろになるまで読みこんだという。顧問の土屋先生による『週刊将棋』記事の最後をご紹介したい。

力信じ全国制覇
「長野県予選は……大激戦となりました。しかし、先輩の意志を受け継いだ彼女達がわずかにリードして逃げ切り、何とか3度目の全国大会を勝ち取りました。」「全国(2010宮崎大会)では予選から次々と強敵に当たり実に苦しい試合が続きました。けれど3人とも決してあきらめません。最後まで仲間を信じ、自分を信じ、盤面に集中しつづけたのです。」「勝つには、努力も練習も大切です。しかし、本当に重要なことは『やれると信じること』、指導者にとっては『やれると思いこませること』だと確信しました。……これほど素晴らしい生徒達に巡り会えたことに感謝します。」
(『週刊将棋』2010年11月10日号「スクール発 部活ストーリー」より)

2011年度の全国高等学校将棋選手権大会は、8月3日・4日に福島県で行われる予定だ。2連覇をねらう岩村田高校に全国の強豪たちが挑戦する。岡山県代表は、過去2年間、優勝にあと一歩のところまでせまっている岡山朝日高校である。中心メンバーが3年生となりこれまで以上に気合いが入っているだろう。ことしの夏も高校女子団体戦に注目だ!cat

2010宮崎大会の詳しいようすは、こちら。→「ポニョの妹たち 岩仔ちゃん」
宮崎大会の動画ニュースは、こちら。→「全国高総文祭みやざき2010 将棋部門」
※「岩仔ちゃん」とは、チームの愛称。

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女子将棋 普及プロジェクト3(つづき)

女子の将棋普及を考えるにあたって団体戦を中心にとりあげるのは、女子が将棋をつづけるうえでは、“仲間の存在”がもっとも重要だと考えるからだ。“将棋自体の魅力”にとりつかれる例は、男子とくらべると女子はまれだ。それは、男性のプロ棋士と女流棋士をみてもあてはまる。おなじ目標をもって仲間といっしょに戦う団体戦こそが、将棋の楽しさ・奥深さを知るためのきっかけとなるだろう。

経験者すらほとんど入ってこない状況で、初心者がわずか1~2年の練習で、なぜ他の強豪校と互角以上に戦うことができるのか? 長野県の岩村田高校将棋部の秘密にせまるため、顧問の土屋先生による『週刊将棋』記事のつづきをご紹介したい。

いよいよ全国へ
「同好会設立から6年目の春、純真な3人の生徒が将棋部に入部しました。……自分たちはもっとやれる、もっと強くなれる、ただそれだけを伝えてきました。」「(初の全国2008群馬大会は)経験不足から気ばかり焦って空回り。……帰りの車の中で悔しそうに詰将棋を解く生徒の姿が今でも忘れられません。」「再び全国(2009三重大会)へ挑みました。心技体とも最強となった3年生、それを慕う後輩、……生涯でこれ以上のチームは作れないと感じました。……しかし、勝利の女神は微笑まず、5位入賞に終わりました。」「年甲斐もなく生徒の前で泣いてしまいました。『全国5位ってすごいじゃないか。胸を張って堂々と岩村田へ帰ろう』そう言って、もう一度3人の頭をなでました。その後も、生徒達は部屋の片隅で一晩中泣いていました。」
(『週刊将棋』2010年11月10日号「スクール発 部活ストーリー」より)

このとき土屋先生は、精一杯育て上げたこの3人でさえも全国では勝てないのかと、心の底から悔しく思ったそうだ。ところが、この敗北が思わぬ形で翌年の全国制覇へとつながるのだから、わからないものだ。この年に入部した1年生(もちろん初心者)が、身近な先輩が全国大会で次々と強敵を打ち倒し勝ち進む姿、最後には力尽きて泣き崩れた姿をしっかりと目に焼きつけていたのだった……。(次回につづく)cat

2009三重大会の詳しいようすは、こちら。→「岩の上のポニョ最後の大会」
チームの成長のようすは、こちら。→「岩の上のポニョ伝説 ~奇跡の軌跡~」
※「岩の上のポニョ」とは、チームの愛称。

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2011年6月14日 (火)

女子将棋 普及プロジェクト3

将棋ガールズを応援する「女子将棋 普及プロジェクト」の第3回は、2010年度全国高等学校将棋選手権において、女子団体で初優勝をはたした、長野県の岩村田高校将棋部だ。顧問の土屋先生みずからが『週刊将棋』に書かれた記事をご紹介したい。

「勝ちたい」心を育てる
「私が女子の指導を通じて苦労したことは、技術や戦術の指導ではありません。なんと言っても部員の確保でした。……休み時間に1年生の教室へ行き『君、将棋やらないか』と唐突に声をかけます。ほとんどの生徒はいやな顔をして逃げてゆくのが現状です。……当然駒に触ったことなどありません。」「大会でボコボコにされると、ほとんどの生徒は辞めてしまいます。……内容はともかく、とにかく1勝させなければならないのです。……わずか2年で結果を出さなければなりません。」「目先の勝負に一喜一憂せず指された好手を褒めるようにしました。次第に、生徒は自分から勝ちたいと願うようになります。その思いが、やがては勝利への執着心となり集中力や粘り強さを生み出します。」
(『週刊将棋』2010年11月3日号「スクール発 部活ストーリー」より)

おなじ強豪校といっても、幕張総合高校は生徒数1900人以上の大規模校だし、南山中学・高校女子部は中高一貫で5年以上の長期にわたって練習ができる。一方、岩村田高校の女子は1学年わずか80名ほどしかいない。ようやく部室に連れてくることに成功しても、指導中にも彼女たちの携帯は鳴り、メールの返信がおわるまで待たなくてはならないという。強豪どころか経験者すらほとんど入ってこない状況で、初心者がわずか1~2年の練習で、なぜ他の強豪校と互角以上に戦うことができるのか? 次回には、その秘密にせまってみたい。(次回につづく)cat

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女子将棋 普及プロジェクト2

将棋ガールズを応援し、女子将棋を盛り上げるための「女子将棋 普及プロジェクト」第2回は、女子校の将棋部をご紹介する。前回の幕張総合高校とならぶ強豪校として有名で、2006年・08年度全国高等学校将棋選手権において女子団体で優勝している、愛知県の南山中学・高校女子部の棋道部だ。

初心者もぐんぐん上達
南山中学・高校女子部 棋道部

「立ち上げた当初は『駒の動かし方も知らない子ばかり。部室ではみんなトランプをやって遊んでいた』と言う。」「勉強するほど、『次はここを攻めるべきか、こっちを守った方が……』と指し手がいくつも出てくる。やるほどに分からなくなる世界が魅力」「昨年秋に入部した中学2年のAさんは『将棋は賢くてかっこいいイメージ。早く強くなりたい』と先輩たちの指し手を学ぶ日々だ。」
(asahi.com「ぶんか部物語」より)

先輩方の活躍が伝統の力となって、後輩たちをひきつける。この南山中学・高校でも、やはりスタートは初心者ばかりである。それでも中高一貫校のメリットを生かして、6年間継続して指導できるのが強みだ。女子校で女子だけの将棋部heart01というのも、ユニークでなかなか楽しそうだ。cat

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女子将棋 普及プロジェクト1

全国的な傾向だが、将棋が好きなのは男子が多く、将棋教室の生徒のうちおよそ9割は男子である。女子は、教室でも大会でもなかなか友だちに出会うことが難しい。そこで、将棋ガールズを応援し、来年以降の岡山県の女子将棋を盛り上げるため、本日から「女子将棋 普及プロジェクト」を開始する。

プロジェクトの第1回として、高校女子団体戦をとりあげたい。小学生のうちは少数ながら将棋教室や将棋大会で女子の姿もみられるが、中学・高校ではきわめてめずらしい存在だ。ところが全国には、女子将棋の名門校というのがいくつかある。その実態は、どのようなものなのか? まずは、2009年度全国高等学校将棋選手権において女子団体で見事優勝した、千葉県の幕張総合高校将棋部をご紹介しよう(なお、おしくも準優勝は岡山朝日高校)。

現代の女子高生(当然、初心者)に、将棋に興味をいだかせるのがいかに難しいか。吾輩には、その方法は想像もつかないが……。

チームを支えてくれたみんなに感謝
幕張総合高校 将棋部(前編)(後編)
「半ば強制的に部活動に連れて行かれたのがそもそものはじまり(笑)。興味はそれほどなかったけれど、当時の顧問の先生がとにかく誉めるのが上手で、あまり誉められたことのない私にはそれがとても心地よく、そのままズルズルと(笑)。そのおかげで自分でも驚くほど上達していくのが嬉しくて……」

「女子団体で全国優勝したときは嬉しくて涙が止まりませんでした。三年間続けた将棋部でのいろいろな思い出が最高の形でひとつになったことに、苦楽をともにした顧問の先生をはじめ、先輩や後輩、そしてチームメイトに感謝したいです。ほんとにありがとう!!」
(旺文社「パスナビ 高校生の部活File」より)

いやあ、将棋って本当にいいもんですね。cat

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2011年6月13日 (月)

「玉島児童館 将棋大会」のご案内

初心者向けの「将棋入門講座・将棋大会」も、ひとつご案内しよう。

もちろん「JT杯」が一番のおすすめなのだが、今年は岡山市での開催がない。香川や広島まで行くのはちょっと……という方におすすめなのが、玉島児童館の将棋大会である。毎月第2土曜日には、「将棋入門・将棋大会」が行われており、7月の日程は、7月9日(土)13:30~16:00だ。小学生以下ならだれでも参加可能で、当日受付も可。スイス式の5回戦で行われ、勝っても負けても5回対局できる。

まだ大会に出る自信がない人は、将棋入門講座だけの参加でもかまわない。講師は、「水島子ども将棋教室」の先生方(中村敏之先生・難波慎先生・吉本晃先生など)だ。すでに水島教室に通っている子は安心して参加できるし、こちらにも参加すればもっと強くなれるぞ!

玉島児童館では、大会以外にも毎月1度「将棋クラブ」がある。ルールがわからなくても、ていねいに教えてもらえるので、将棋に興味がある人はぜひ一度遊びにきてほしい。児童館なので、将棋以外の遊び道具や遊ぶ場所もたくさんある。将棋に興味のない弟さんや妹さんを連れていっても、退屈することはない。お母さん方にも安心しておすすめできる。cat

2011年6月12日 (日)

【緊急情報】そうだ香川、行こう。

6月20日から高速道路の料金、とくに瀬戸大橋や明石海峡大橋の通行料金が値上げになるらしい……。なので、本州から香川行きを検討しているなら、いましかない! 「そうだ6月19日は香川、行こう。」

「スパイラル1周年記念大会 」6/19(日) 6/15(水)しめきりsign01
チラシは、こちら。→「1syunen.pdf」
中学生+高学年、低学年別。高段者・有段者はもちろん、上級者も積極的に大人の部に参加するので、中学生+高学年の部も、それほどレベルは高くない。

小学生の部は高学年、低学年共に人数が少なく寂しい感じ

だそうなので、入賞の可能性も十分ある。賞品も超豪華だし、たくさん対局できるように工夫をしてくださるようだ。奨励会を目指す強豪から初心者まで、6月19日は香川に集まろう!cat

事前申し込みのようすは、こちら。→「スパイラル将棋センター【香川県将棋情報】」

2011年6月11日 (土)

【速報】 「中学生選抜」岡山県予選の結果

気になる本日の 「第32回 中学生選抜将棋選手権大会」岡山県予選であるが、いったいどうなったのであろうか? 応援と取材のため、途中から現地に行ってみた。とりあえず、結果のみをご報告する。

男子の部(代表1名)
第1位:水口 優、第2位:梅澤庚正、第3位:利根川浩一・辻居倭和
※水口くんは、前回の「第6回 岡山県こども将棋教室交流戦」Aクラスの優勝者。見事に好調を維持しているようだ。

女子の部(代表2名)
難波遥香、中川実紅
※女子は、諸般の事情により推薦での代表決定となったもよう。そのため、残念ながら対局が実現しなかった。いまの6年生には将来有望な女子がいるので、来年こそは全国大会をかけて熱い戦いが行われることを期待したい。

岡山県代表の方々、おめでとうございます! 天童でのひと暴れを期待しております。cat

「第2回 菅井竜也杯 将棋大会」正式発表!

ついに「第2回 菅井竜也杯 将棋大会」の詳細が正式発表された。こどもの部が2クラス[名人戦・新人王戦]にわかれ、しかもスイス式での大会なので、中学生以下の初心者も安心して参加できる。(県外からの参加も可。A級とこどもの部、両方に参加も可。)

より詳しい情報、申し込みはこちら。→「竜棋会 ブログ(第2回 菅井竜也杯 大会案内)」

【日時】 平成23年8月13日(土)、14日(日) 受付開始:午前9時~
      13日:S級予選、A級
      14日:S級決勝トーナメント、こども大会(※中学生以下)

【会場】 岡山県天神山文化プラザ(岡山市北区天神町8-54)

【参加費】 S級:3,500円、A級:2,000円、こども大会:1,000円(いずれも弁当つき)

【試合形式】 S級:予選リーグ+決勝トーナメント、A級とこども大会:スイス式

【棋力の目安】 S級:三段以上、A級:二段以下
          こども名人戦:6級以上、こども新人王戦:7級以下

【申込期間】 原則として7月31日(日)まで

昨年のようすは、こちら。→「岡山県将棋情報1」「岡山県将棋情報2」

もちろん、菅井竜也四段の指導将棋もある。昨年よりも大会が進化して、規模が大きくなりそうだ。この大会の参加者の中から、将来、第2の菅井竜也が現れるかもしれないぞ!cat

プロに聞く将棋上達法4(つづき)

ふつうならとっくに引退してもおかしくない年齢だが、現在でも現役をつづけ、まだ強くなろうとしている加藤九段である。まだ若いころには、年齢と上達の関係をどうみていたのだろうか?

『一流棋士六人が語る とっておきの上達法』(奥山紅樹著)より
加藤一二三の巻(つづき)

「私はよい実例を知っています。それはAさんというアマの方で、文字通り40歳になってから、将棋の指し方をはじめて覚えた、という人です。Aさんは教えてくれた人と将棋を指した。ところが、こっぴどく負かされてしまう(笑い)。……ところが、Aさんは発奮して……くる日もくる日も棋書を読んでは将棋を指すという状態になりました」

「そのAさんの上達ですか? えーと、いま50歳で、アマ5段という実力者ですから、ちょうど駒の動かし方を覚えてから丸10年で5段に昇った、というわけです。ですから、……将棋に時間を費やす人ほど上達する。これが真理です。年齢は関係ありません」「ミスを出しても、なぜそうしたミスを出したのか、原因をつきとめていくならば、上達はつづきます」

と、加藤九段は大きな声でいい、丸まるとした笑顔を見せたという。おそらく現在もまったく考え方は変わらず、「自分は若いころよりも強いし、これからも強くなっていく」と信じているに違いない(次回は大内延介の巻)。cat

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2011年6月10日 (金)

プロに聞く将棋上達法4

数々のユニークなエピソードで有名な加藤九段の登場だ。上達法についてどのような考えをもっているのか、Q&A形式でまとめられている。上達と才能の問題は切っても切りはなせない。「スジがよい・スジが悪い」とは、ときどき聞かれることばだが、「スジが悪い」人はどんなに努力しても上達できそうにない。もう、あきらめた方がいいのだろうか?

『一流棋士六人が語る とっておきの上達法』(奥山紅樹著)より
加藤一二三の巻(※現代風に表現を改めている)。

A「長年アマを指導してきた経験からからいえば、『将棋が好きな人はすべてスジがよい』のです。これが私の信念です。」

Q「本当にただ1人も『上達しない』例外はないのでしょうか?」

A「これまでにたった1人だけ例外らしき人がいました。その人はまったくのスジワルで、6枚落ちから指導をはじめましたが、指す手指す手がことごとく急所をはずれます。半年ばかりこういう状態で、到底上達はできないと思いました。」「ところがその人は、じつに楽しそうに将棋を指すのです。あきれながら見過ごしているうちに、1年のあいだに数多くの実戦をこなし、なんと初段の域に達しました。私は考えを深く改めました。つまり『好きこそ物の上手なれ』はまったく本当です。」

Q「ところで、年齢と上達の関係をどうみますか?」

プロ棋士をみても、個人差はあるが25~35歳くらいが純粋な棋力のピークで、あとは下り坂なのではないかという気もする。経験によって勝負術は身につくとしても、ある程度の年をとってしまったら、もう上達は不可能なのだろうか?(次回につづく)cat

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【速報】神吉宏充(かんき ひろみつ)七段引退

ピンクやグリーンのド派手なスーツと120キロの巨体と、将棋番組や将棋イベントの司会で有名な、神吉宏充(かんき ひろみつ)七段が、規定の成績に届かず今月1日付でついに引退となった。

勝負の世界の「非情な掟」
「『悲壮感がなく将棋を適当に楽しんでいるように見えるのか、私に負けた人はみんな傷ついた』とか。99年度NHK杯で神吉さんに負けた森内九段はショックでタクシー券が用意されているのを忘れ、トボトボと電車で帰ったという伝説もある。」「『対局がなくなるだけ。やることがいっぱいある』と寂しさなどは感じさせない。将棋イベント出演や子供たちの指導など、これまで以上に普及活動に力を注ぐ。『野球選手が引退して評論家やコーチになるのと同じ』という。」(6月10日「サンケイスポーツ」より)

もともと対局姿よりもイベントでの活躍が目立つ棋士であったが、隠れた一面として詰将棋作家としての顔もあった(『カンキの双玉詰将棋傑作選』)。

名司会ぶりの動画は、こちら。→「大逆転将棋2006 プロが犯した主な反則」より
※一見意外なアシスタントの華原朋美さんは、こどものころ将棋教室に通っていたそうだ。

今後はよりいっそう普及に力を入れてくださるようなので、ご活躍を期待しております。cat

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いよいよ明日「中学生選抜」岡山県予選

6月は個人戦予選の季節である。メンバーがそろわず団体戦に出られなかった強豪たちも、チーム力でおよばずおしくも代表となれなかった選手たちも、みな参加してくるだろう。大会が近づくにつれて、水島教室でも、岡南教室でも、有力選手が気合いを入れて練習する姿がみられた。前回の福成教室にも、名人記念館の有力選手が遠くから見学にくるなど、これまた気合い十分とみた。

「第32回 中学生選抜将棋選手権大会」岡山県予選
6月11日(土)9:00~受付 倉敷市芸文館202会議室
事前申込み不要 男女別!
優勝した男女各1名は、8月2・3日山形県天童市で行われる全国大会に、岡山県代表として出場できる!

昨年の結果(男子)は、こちら。→「岡山県将棋情報」
男子の部は一昨年の代表である水島&福成教室出身の強豪N・Hくんが卒業し、昨年代表のO・Sくんを中心とした戦いになるだろう。……が、二段前後の有力選手が何人もいるので、結果はまったく予想がつかない。
女子の部は3連覇をねらうK・Nさんに、福成キッズ将棋教室のN・Hさんら1年生が挑戦する。もしもN・Hさんが勝てば、団体戦とあわせて県代表2冠達成の偉業となるが、はたしてどうなるだろうか?

ここまできたら、体調をととのえて悔いのないように戦ってほしい。みなさんのご健闘をお祈りする。cat

2011年6月 9日 (木)

プロに聞く将棋上達法3(つづき)

森安九段によると、「負けをおそれず強い相手にぶつかる」ことが将棋上達の原理のすべてだという。補足することがあるとすれば、いったい何なのか? よく、「自分の将棋は受けが弱いから、攻められたらダメになる」という人がいる。そこで森安流の回答はこうだ。

『一流棋士六人が語る とっておきの上達法』(奥山紅樹著)より
森安秀光の巻(つづき)

「これを裏返すと『自分の将棋は、攻めに長所がある』ということでしょう」「受けというのんは、相手の攻めスジがわかっているから受けられるわけで、攻撃の力が強うならんと、受けも強うならんのです」「弱点を直そうとせずに、長所の攻めをのばすように、のばすようにした方がええ、思いますね」「欠点のことを考えずに、『自分はかならず上達する』と思い込んで前へ、前へ、がむしゃらに突進する人が上達する」

こどもたちを観察していて吾輩も同感なのだが、将棋の上達・実力の向上、というのは、徐々にのびていくのではない。のびはじめたときには急上昇するものだ。その急上昇中には、「自分の将棋の欠点は……」などと考える人はいない。ひたすら自分の好きなことに打ち込む、それだけでいいのだ!(次回は加藤一二三の巻)cat

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プロに聞く将棋上達法3

将棋の上達法について、「どの方法が効率がよいだろうか?」「どの本が、よりよいだろうか?」と考えるのも、たしかに重要だ。しかし、そんなことを考えているあいだに、多少効率は悪くても練習の「量」をこなすことの方が、もっと重要ではないだろうか? 森安秀光九段は、あるアマチュアの具体例をもとに話してくれた。

『一流棋士六人が語る とっておきの上達法』(奥山紅樹著)より
森安秀光の巻

「もう50歳はとうに過ぎているアマチュアの方ですけどね」「45歳で将棋の勉強をはじめたときは、アマ3級か5級。それが50過ぎたいまはアマ4段クラスになっておられる」

「まず、将棋が好きですねン。好きやから、第一に本をたくさん読む。……50冊ぐらいの棋書をつぎからつぎへと買っては読む」「第二に、強い人と番数を指す。……この人は、負けることを苦にしないんですわ」「『弱いから負けるのはしゃあない』いうて、苦にせずに、どんどん強い人とあたる。みてると、めきめき腕が上がりました」

前回の関根流とはちょっと異なるが、上達する人は必ず「量」をこなしている! さらに、負けをおそれず強い相手にぶつかる人には、どんな先生もいらないという。これが将棋上達に関する「原理のすべて」だそうだ。森安九段いわく「あと、補足することがあるとすれば……」あるとすれば、いったい何なのだろうか?(次回につづく)cat

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「岡南公民館 上級コース」訪問2

7月29日(金)の「小・中学校団体戦 西日本大会」(大阪)に向けて、I小学校チームの武者修行中である。3人のうちKくんは6年生であり、予選で負けてしまった場合は、団体戦メンバーからは引退となってしまうところだった(過去3年間おなじメンバーでの予選参加、公式戦通算はチーム8勝2敗)。見事なチームワークでの勝利により、あと2か月弱、この3人での将棋をつづけることができる。新聞社のインタビューで3人がそろって、「勝てたのは仲間のおかげ」と答えていたのが印象にのこる(「友情☆・努力?・勝利!」)。

今回は武者修行の場として、6月5日(日)に「岡南公民館将棋教室 上級コース」を訪問してきた。岡山県予選前にもおなじ3人で参加しており、本日が2度目の訪問だ。岡南公民館A級のこどもたちとの対局はもちろん、今回は高校生や大人の方々にも教えていただいた。とくにNくんは、I小学校→K中学校の大先輩、高校生団体・個人ともに準優勝というKちゃんに胸を借りることができた。Kちゃんはとても面倒見がよく、小学生から高校生までを相手に、多くの指導対局をこなしていた。こういう先輩方のおかげで、こども教室(中級)を卒業した子も、上達をつづけることができる。これが岡南教室の強みだろう。

吾輩としては、2年後にはK中学校の黄金時代を再現する予定なのだが……。ゴロン太先生、今後ともよろしくお願いいたします。cat

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2011年6月 8日 (水)

「第14回 こども将棋団体戦」のご案内

「第14回 こども将棋団体戦」の要項が正式に発表された。これまでの実力別のS・A・Bクラスに加えて、新しく「学校対抗クラス」ができたようだ。「文部科学大臣杯」で代表になれなかったチーム、メンバーがそろわず参加できなかったチームは、夏休みの思い出に参加してみてはどうだろう?

【日時】 平成23年8月7日(日)午前9時半~受付、10時~開会式
      
【会場】 尼崎市中小企業センター 1階多目的ホール TEL:06-6488-9501
      阪神・尼崎駅より徒歩5分 (北東へ200m)  

【参加資格】 中学生以下の将棋教室チーム、学校チーム、お友だちチーム

【競技方法】 3人1組の団体戦

【クラス・定員】
Sクラス(無差別)=32チーム
Aクラス(級位者)=64チーム
Bクラス(10級以下、初心者)=32チーム
学校対抗クラス新設sign01選手3名が同じ学校在籍の級位者に限る)=32チーム

【お申込み】
事前申込み制です。申込み用紙に記入して、(1)郵送、(2)FAX、または(3)Eメールにて、下記までお申込み下さい。 締切は7月20日(水)着分まで(先着順)。 申込み用紙はこちら。⇒PDF版

【宛先】
〒553-0003 大阪市福島区福島6-3-11 関西将棋会館「こども将棋団体戦」係
TEL:06-6451-7272(月~金 9:30~17:30) FAX:06-6451-3626
Eメール:kansai-fukyu@shogi.or.jp

詳しい情報は、こちら。→「関西将棋会館」大会・イベント情報

前回のようすは、こちら。→「岡山県将棋情報」「水島子ども将棋教室」

毎回、関西だけでなく、岡山県や四国からも多くのチームが参加している。お友だちといっしょに戦う団体戦の楽しさを、ぜひ味わってほしい。cat

2011年6月 7日 (火)

「第2回 湯原温泉こども将棋合宿」のご案内

7月30日(土)~31日(日)に岡山県真庭市において、「第2回 岡山県湯原温泉こども将棋合宿」が行われる。指導のプロ棋士は、森信雄七段村田智穂女流二段室谷由紀女流初段の3名だ! 森信雄七段は「おすすめ将棋本」にも登場した故村山聖(さとし)九段の師匠である。初心者からプロ棋士まで数多くの弟子を育て、『初段になるための将棋勉強法』(浦野真彦著)でも大きくとりあげられるなど、プロ棋士のなかでも指導経験が豊富なことで有名だ。その指導のようすも、ブログ「子ども教室の部屋」で詳細に公開されている。
昨年の第1回のようすは、こちら。→「森信雄の日々あれこれ日記」「岡山県将棋情報」

○日時 平成23年7月30日(土)10:00 ~ 31日(日)15:30

○会場 湯原ふれあいセンター
  ※ご宿泊は「湯原国際観光ホテル菊之湯」
  ※30日(土)は将棋講座、31日(日)は将棋大会

○合宿プラン
 1.30日、31日のどちらかひとつに参加。宿泊なし。
 2.30日、31日両方参加。宿泊なし。
 3.30日、31日両方参加。宿泊あり。

○料金
 合宿参加費:30日 3,000円、31日 1,000円、弁当 500円(要予約)
 宿泊料金:小学生まで 8,000円、中学生以上 13,000円

○お申し込み
 〒717-0402 岡山県真庭市湯原温泉16 湯原国際観光ホテル 担当 西野
 TEL 0867-62-2111/FAX 0867-62-3300
 メールアドレス yoyaku@yubara-kikunoyu.com

詳しい情報と参加申込書は、こちら。→「yubara01.pdf」
チラシは、こちら。→「yubara02.pdf」

昨年も関西から参加があったし、県外から温泉旅行のついでに家族で泊まってもいいだろう。プロ棋士の指導をみっちりと受けたい人には、おすすめだと思うぞ。cat

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2011年6月 6日 (月)

「73歳、全国大会で活躍」藤原雄三さん

「福成キッズ将棋教室」メイン講師の山崎一先生の師匠は、「竜棋会」会長の藤原雄三先生である。その藤原先生は、5月28・29日に行われた「第34回 朝日アマチュア将棋名人戦 全国大会」に、中国ブロック代表として出場した。そのときの記事が、『週刊将棋』6月8日号に掲載されている。

「今大会最年長の藤原さんは(プロ最年長の内藤国雄九段、加藤一二三九段より)2歳年上の73歳。『加藤九段にはアマ名人戦東西決戦の前夜祭で初めてお会いしました。50年前ですからお互いに若かったです』」「(西日本名人として東西決戦に出場してから)半世紀が経つ。『最後の全国大会のつもりで』と謙遜するが、1勝を挙げてプロアマ戦参加へあと1勝に迫った。」(『週刊将棋』6月8日号より)

いまでもこれだけ強いのに、「全盛期には今よりも大駒1枚強かった」とか、「大山名人からプロ入りをすすめられた」とか、ものすごい逸話も残っている。藤原先生は、現在は菅井竜也四段の後援会である「竜棋会」会長としても精力的に活動中だ。小学生時代、藤原会長に鍛えられた菅井四段は、先日も初対戦で羽生名人に勝ったばかり。藤原会長がお元気なうちに、さらに上を目指してがんばってほしい。cat

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2011年6月 5日 (日)

プロに聞く将棋上達法2(つづき)

関根流上達法の第2のポイントとは何なのだろうか? それは「サークルのすすめ」だという。上達を目指す人たちが集まって、ひとつの会をつくれというのだ。じっさい、関根九段も「青棋会」という将棋サークルの出身で、その会からはプロ棋士はもちろん、将棋雑誌の編集長や観戦記者など、数多くの強豪がうまれたそうだ。その「青棋会」とは、いったいどのような会だったのか?

『一流棋士六人が語る とっておきの上達法』(奥山紅樹著)より
関根茂の巻(つづき)

「あのころ(終戦直後)は、まるで町に道場というものがなかった。だから、強い人、強くなりたいと願う人が集まる機会がなかった。そこへ、永井英明さんのように、将棋普及を一生の仕事と考える情熱家を得て、関東一円から将棋キチが続々とあつまった……」

「熱心に将棋を指さない者は除名する」という規約がつくられ、奨励会との対抗戦まで行われたそうだ。奨励会からは山田道美九段が出場、敗者となって涙ながらの感想戦となったという。

ここまで熱心な「サークル」はなかなかないだろうが、仲間があつまり、対面しての将棋は楽しいものだ。吾輩もできるかぎりいろいろなあつまりに顔を出して、こどもどうしの仲間づくりに協力していきたい。(次回は森安秀光の巻)cat

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プロに聞く将棋上達法2

関根茂九段は、21歳でプロ入りしたアマチュア将棋界出身の棋士だ。それだけに、上達をめざすアマチュアの気持ちが自分のことのようにわかるという。長年自宅を開放して「関根将棋教室」をひらき、指導にも力をいれてきた。その豊富な経験から語ってもらおう。この人ならではのマル秘が2つあるという。

その第1は、「上達における棋書の読み方について」である。本当に強くなる人は、実戦もやり、本も読む。その両方が大切なのだが、棋書には読み方があるという。

『一流棋士六人が語る とっておきの上達法』(奥山紅樹著)より
関根茂の巻

「よく本箱にあふれるほど棋書をあつめる方がいます。もちろん棋書収集が趣味ならば、けっして悪いことではない(吾輩のことか?)。しかし、棋力上達に徹するため、ということであるならば、棋書は少ない方がよい。良書をボロボロになるほど読み返し、反復連続で自分の身体に吸収してしまう。この方法をおすすめしたいと思います。」

朝、起きたら棋書を読み、昼に並べ、夜、寝る前に読む。何度も何度も、根気よく読む。これが関根流上達法の第1のポイントだ。良書を何度でも読み返そう! では、第2のポイントとは何なのだろうか?(次回につづく)cat

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2011年6月 4日 (土)

中学生の初心者向きの大会

岡山県内でも、小学生の将棋大会には最大300人以上もの応募がある。ところが、中学生になると、ごく一部の有段者(あるいはそれに近いレベルの子)をのぞいて、大会への参加はなくなってしまう。じっさい、中学生の初心者~中級者が参加して面白そうな大会もあまりない。本日は、数少ないおすすめの大会を4つご紹介したい。(8/14(日)の菅井竜也杯でも、今年は初心者クラスができるらしい。詳細の発表を待ちたい。)

oneスパイラル1周年記念大会 6/19(日) 6/15(水)しめきりsign01
チラシはここ
中学生+高学年、低学年別。有段者はもちろん、上級者も積極的に大人の部に参加するので、中学生+高学年の部も、それほどレベルは高くない。しかも、「現在は、まだ申し込みが少ないので、入賞の可能性十分」だそうだ! こどもの部は「予選はリーグ戦→上位2名ずつの決勝トーナメント」という形式で、負けてもそこで終わりではないので、初心者でもたくさん対局できる。賞品も超豪華だし、香川県外からの参加もおすすめだsign03

two岡山県こども将棋教室交流戦 8/28(日)
岡山県内のこども将棋教室に通う、中学生以下のこどもが参加できる。有段者から初心者まで、実力別のクラスに分かれているので、自分にあったクラスに出ることができる。
前回(まび大会)のようすは、こちら。→「岡山県将棋情報」
次回は福成大会だ(チラシも98%できており、6月中旬には詳細発表の予定)。

three岡山市小・中学生将棋大会 8/4(木)
岡山市のこどもが参加できる。予選はスイス式4回戦で、勝っても負けても4試合はできる。スイス式では、できるだけおなじ成績の子をあてていく(たとえば、初戦から2連敗した場合は、3回戦で2連敗どうしが対戦する)。したがって、強い子は強い子どうしで、弱い子は弱い子どうしで対戦できるわけだ。参加人数も多く、初心者がかなりの割合を占めるので、初心者が勝てる可能性も高い。決勝トーナメント進出者(計16名)は、全員ミニトロフィーや盾がもらえるぞ。運がよければ、5級くらいの実力でもトロフィーの可能性がある。
昨年の結果は、こちら。→「岡山県将棋情報」

four倉敷市小・中学生将棋大会 8/18(木)
倉敷市のこどもが参加できる。スイス式5回戦が行われ、勝っても負けても5試合できる。決勝トーナメントはなく、5連勝した人みんなが表彰される。岡山市大会以上に参加人数が多いので、初心者もたくさん出ている。
昨年のようすは、こちら。→「水島子ども将棋教室」

出る大会さえ間違えなければ、中学生の初心者~中級者でも大会は十分に楽しめる。部活や勉強の合間をぬって大変だろうが、毎日少しずつでもいいので将棋をつづけてほしい。cat

プロに聞く将棋上達法1(つづき)

両者の語る上達法は、いったいどちらが本当なのか? じっさいに高段者をめざすためには、木村名人のいう「一局を丹念に指し、その一局をよく反省し、工夫を重ねること」というのが正解だ。しかし、一局を反省するなどということが、ふつうの人にはなかなかできないのだ。

『一流棋士六人が語る とっておきの上達法』(奥山紅樹著)より
花村元司の巻(つづき)

「できないことを説くより、できることをいってあげなくちゃいけない。」「よく手をヨムというが、あれは『直観で発見した一手が、はたして独善におち入ったものでないのか、どうかをたしかめる』ことにすぎない。」「上達しようと思えば、何よりもまず、直観力を養成することにつきる」「直観力とは九九81がパッと口から出るようなもの~と説く花村プロの上達法は、つまるところ『盤上・直観力養成法』とでもいうものであった。」「たとえば、読者がいま、相矢倉戦をたたかったとする。」「なにやら仕掛け型になったな、と思えば、好きな手、指してみたい一手から順次指してみる。そうして何十局、何百局と“早指し体験”をくり返しているうちに、しぜんと局面での直観力がやしなわれる、というのだ。」

どうも将棋の強さには3つの要素があるようだ。それは「手筋や定跡を知っていること(知識)」「正確に広く手を読む力(読み)」「ひと目で最善手を見つける力(直感力)」だ。花村九段は、その早指しで1日最高50局!も指して、直感力を高めたのだ。

プロがよく行う「10秒将棋」のトレーニングも、おそらくおなじ意味なのだろう。“岡山の星”菅井四段も、小学4年生からプロ棋士になるまでは、ネット将棋を中心に年間1万局以上指していたそうだ。雑にならないように気をつけながら、対局数をふやそう!(次回は関根茂の巻)cat

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2011年6月 3日 (金)

プロに聞く将棋上達法1

吾輩の趣味は古本集めである。本日からは、ちょっと古い本だが『一流棋士六人が語る とっておきの上達法』(奥山紅樹著)をご紹介しよう。有段者からそれ以上を目指す人向けの上達の参考になるはずだ。まずは、花村元司の巻から(※一部、現代風に表現を改めている)。

花村元司は、もともと「東海の鬼」とよばれた真剣師であったが、そのあまりの強さに異例のプロ編入試験が行われ、木村名人の弟子となって特別にプロ入りを許された。木村名人とは当時「常勝将軍」とよばれていた十四世永世名人である。ある地方で開かれた将棋大会にその木村名人がくるとあって、200名以上の参加者が集まった。そこでプロ棋士に、将棋上達法についてひとことしゃべってほしい、ということになった。

「まずはじめに、木村名人が壇上に立った。木村名人は『将棋を上達したいと思う人は一局を丹念に指し、その一局をよく反省・研究して自分の不足したところをおぎない工夫を重ねることだ』と語り、聴衆に大きな感銘を与えた。」

「さて、このあとに壇上に立ったのが棋士・花村元司である。花村はいった。『みなさん、もしみなさんが強くなろうと思えば、一局を考え考えしながら指してはいけません。昼休み、1時間の休けいがあるとすれば、弁当箱のフタを開けてメシをかっこむのが5分。そして、あとの55分で、少なくとも5局ないし6局の番数をこなしなさい』と。」

これを聞いて、聴衆はおどろいた。たったいま木村名人が「一局を丹念に指し、その一局をよく反省し、工夫を重ねよ」と語った直後である。花村元司はその正反対をいうのだ。両者の語る上達法は、いったいどちらが本当なのか?(次回につづく)cat

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6月1日の福成キッズ将棋教室:追記

ときどき山崎 一先生ともお話しするのだが、「将棋が好きで好きでたまらない子」や「特別な才能のある子」は、ほおっておいても勝手に上達していく。支部名人戦で岡山県代表となったNくんなどは、まさにそういう状態だった。上達すれば、以前勝てなかった相手にも勝てるようになるので、ますます将棋が面白くなってくるという好循環もある。

以前の記事でとりあげたTくんも、ずいぶん長いあいだ足踏みしていたが、現在では9級→6級と上昇気流にのり、教室外の将棋イベントにも参加するようだ。このまま自宅での練習と教室内外での対局を重ねれば、上達をつづけていけるはずだ。

……というわけで、Tくんは他の先生方におまかせし、吾輩の次なるターゲットはCクラスのHくんと、Bクラスで苦戦つづきのF兄くんに変わった。Hくんはほかの子より不器用ではあるが、C級リーグ戦ではみごとに勝ち越すなど、マイペースでゆっくりと確実に進歩している。多少の時間はかかるかもしれないが、2人が5級にちかづけるよう、それぞれにあった上達法を勉強し、いっしょに成長していきたい。

次回の教室は6月15日(水)。cat

「将棋=スポーツ」説

天才・成功型のスポーツ選手は、コーチには向かないことがある。自分には簡単にできることが、教え子にはなぜできないのかがわからないからだ。あまり才能に恵まれない、努力・工夫・挫折型の選手の方がコーチに向いていることが多いのだ。

これは将棋にもあてはまるのではないか? あるプロ棋士は、こどものころに駒落ちで教わった覚えがないという。つまり、小さいころにあっというまに初心者→有段者→高段者となってしまうので、ふつうの人の上達の苦労がなかなかわからないのだ。

苦労して上達したふつうの人こそが、よい先生となるような気がする。なにを見ても将棋と関連づけてしまう吾輩なのであった。cat

参考となるサイトは、こちら。→「川上コーチの少年野球コーチング」「テニス教室のよいコーチとは」

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2011年6月 2日 (木)

「将棋=語学」説

おとなは将棋を理屈で理解する。一方、こどもは将棋を感覚でとらえる。吾輩はある1年生に「平手では相手に桂香があるから、6六角からの9筋攻め(6枚落ち定跡)は使えないよ」と教えたが、なんど説明しても直らなかった。「手が勝手に動いてしまう」というのだ。ところが、(新井田先生の教えにしたがって)6枚落ちを矢倉棒銀で指すように教えたら、平手でも、教えていないはずの矢倉棒銀を指すようになった。これも「手が勝手に動いてしまう」らしい。どうも幼稚園児や1年生は、完全に直感だけで将棋を覚えていくようだ。

英語を学ぶとき、おとなには文法やドリルが必要だが、海外に移住したこどもは、現地のこどもと遊んでいるうちに自然にペラペラになる。自然な英語・不自然な英語を、直感でとらえているのだろう。これと似たように、プロ棋士がよく「この手は味がいい・味が悪い」と表現するが、これは将棋の指し手を理屈ではなく、直感でとらえている証拠だ。語学と将棋には共通点があると、吾輩は思っておる。なにを見ても将棋と関連づけてしまう吾輩なのであった。cat

参考となるサイトは、こちら。→「英語は『やさしく、たくさん』」

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6月1日の福成キッズ将棋教室

他の記事が多すぎて、ココはいったい何のブログだったのか? 管理人(管理猫)自身も忘れがちになってきているが……。本日は、しっかりと「福成キッズ将棋教室」のご報告をしたい。

先日行われた「文部科学大臣杯 小・中学校将棋団体戦」で、それぞれの部門で主力のメンバーとして岡山県代表となったN・Hさん(中1:準初段)N・Kくん(小5:1級)。この2人が第1期 福成キッズ名人の座をかけて、3番勝負で激突した(15分+30秒)。……結果は、N・Hさんが貫禄をみせて2連勝し、初代福成キッズ名人の座を獲得した(戦型はいずれも相振り飛車)。例の団体戦の内容をみても、中学生となってから一皮むけたような感じである。

また、A・B・Cそれぞれのクラスのこどもたちにも、2級~15級までの新しい級位が認定され、第2期のリーグ戦も開始された。ひとつでも上の級、さらには上のリーグ入りをめざしてがんばろうsign01 また、小・中学校の団体戦代表メンバーには、7月29日の西日本大会(大阪)へ向けて、先生方が教室以外の日にも特訓を計画してくださるそうだ。ありがとうございますsign03

さらに、本日は中学生強豪Kくんとその妹さんの見学があった。K妹さんは、Tお姉さんと学年もおなじで、対戦の結果も仲よく1勝1敗。もし入会してくだされば、女の子どうし、よいお友だちになれるだろうheart01

次回の教室は6月15日(水)。cat

2011年6月 1日 (水)

「将棋教室=水商売」説

吾輩はたまたまお酒を飲んでいるときに、将棋教室が水商売にそっくりであることに気がついた。つまり、メイン講師=スナックのママ、サブ講師=ホステス、こども=客 という関係だ。

【よい店】
ママ(メイン講師)は、店(教室)全体を見渡してホステスを配置する(手合いをつける)。お客さんが楽しんでいるかどうか、つねに全体に気を配る。ひとりで来たお客さんには、ママ自身が話し相手となる。お客さんに満足して帰ってもらい、“また店に来てもらうこと”が一番の仕事。

【わるい店】
ママが常連客との話に夢中になる。ホステスが客を忘れて自分が楽しむ。ホステスが酔っぱらって客があきれる。初めてきた客を放置する(手合いをつけずに放置する)。客の名前や顔・前回どんな会話をしたかを覚えていない(いつまでも、こどもの名前や棋力・性格を把握しない)。

つまり、生徒に楽しんでもらって、「また来たい」と思わせるのがよい教室なのだ。なにを見ても将棋と関連づけてしまう吾輩なのであった。cat

参考となるサイトは、こちら。→「No.1ホステスの接客術!」

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「将棋教室=病院」説

吾輩はたまたま風邪をひいて病院にいったときに、将棋教室が病院にそっくりであることに気がついた。

【よい病院】
どこがわるいか診断してくれる(終盤の寄せが甘いとか、攻めが弱いとか、弱点を指摘してくれる)。→薬をくれて、注意点を教えてくれる(この本を使ってこういう練習をするといいですよ)。→じっさいに効果がでる(弱点が克服できる)。→元気になる(強くなる)。

【わるい病院】
どこがわるいか診断してくれる(きみは○○が弱いなあ、こう指せばきみの勝ちだったなあ)。→それだけ(弱点はいつまでも弱点のまま)。

つまり、病気(弱点)を指摘してくれるだけではなく、病気を治療してくれるのがよい病院なのだ。なにを見ても将棋と関連づけてしまう吾輩なのであった。cat

参考となるサイトは、こちら。→「良い病院の見分け方」

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